ヴァリエーションが好きやねん vol.2

高見山北尾根縦走 10.2.27




金曜日、奈良県の風屋地方の昼時点における降水確率50%。
普通なら中止にすべきところ、大阪管区気象台の降水ナウキャストの動きを見ていると
雨雲が確実に北東に移動している。
ならば明日確実に晴れるやろと。
「行ってまぇ~!!!」と、参加者にGOサインのメールを送る。
土曜朝4時に目覚めて、いの一番に窓を開けて雨の様子を確認すると
昨夜の屋根を叩いていた雨が止んでいた。やったぜぇ~!!!




天王寺6時30分に集合で,投石の滝の手前に8時30分過ぎ着。
9時10分歩き出す。
西杉谷は植林に覆われて鬱蒼とした感じ。加えてガスが発生しているので
眺望もなく、たんたんと歩くしかない。
前日降って枝についている雨が風に揺さぶられて落ちてくるので雨かとみまがう。
指先は、時間の経過とともに冷たくなってきた。

人工林を抜けるとササのブッシュがあり、それを過ぎると西杉峠である。
空は、相変わらずどんよりした雲が覆っている。
当然の如く、気分は晴れない。

西杉峠から請取峠への分岐の区間は、
踏み跡とテープはしっかりあるものの迷い込みそうな尾根もあって
気をつけなければならないところが何カ所かあった。




あいにく西も東もガスで展望が遮断されているが、
天気のいい日にこの稜線歩きをすれば展望のよいこと間違い無しである。
日をあらためてアセビやツツジの咲く季節に歩いてみたいと思った。




大天狗岩で東側に切り落ちている眼下をこわごわ覗き込んでから
ササヤブで覆われた道を進むが、ここが今日唯一の難路であった。
雨に濡れたササヤブの急斜面をずり落ちないように細心の注意を払った。
ササヤブを抜けると次は、雨を含んだザレ場の激下りがあり、
6人全員が通過するのに時間が少々かかった。
ここはバリハイの慣れていない人にとってはザイルが必要なところであった。
(反省!)




当初の予定では高見山の避難小屋で昼食を摂る予定だったが、
時間をみると12時30分を過ぎて、シャリばてぎみなので
天狗山をやや行った風のない場所で昼食をとる。
冷えた身体に焼酎のお湯割りがおいしい。
今日の共同鍋は、質素でチキンラーメンに卵を入れただけの簡単なものであったがおいしぃ~!!!




シャリバテをたてなおしてから、高見山のピークをめざすが
このころから上空の雲の動きが急に速まり、なんとなんと青空がぁ~!!!
山はぁ~、なんと言っても、青空がイイノダァ!!!
気持ちもハレルノダァ!!!










午前中の曇り空を嘲り笑うかのようなスカイブルーが拡がっています。
だれが今日の青空を予想したでしょうか。ウレシッィ!!!
ピークの祠も見えています。もうすぐだ!!!ファイティン!!!



















山頂からはガイド板通りの大峰の山上ヶ岳~大普賢岳の山々が広がっていた。



今回のメンバー
きたおかさん、伊東さん、yassan、つねぼ~、hidetyan、小生

下山後は投石の滝まで歩かなければならなかったが、
たかすみ温泉でたまたま客待ちのタクシーが一台あり
投石の滝近くまで行ってくれるかどうか交渉した結果
okとのことだったので、1時間の林道歩きを免れ、オオダスカリ!!!だった。

yassan、車の運転ありがとうございました。
  1. 2010/02/28(日) 13:54:14|
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前鬼~釈迦ヶ岳 10.2.14




前鬼の通行止めのゲート前に着いたのが夜8時半過ぎだったろうか。
ヘッデンをたよりに、キャンプ用の天井の高いテントを組み立てた。
なにぶん10年ぶりに使う代物なのでどれが天井の中心のパイプになるのか
試行錯誤を重ねた結果、なんとか形のものができあがった。
あとは、夕食を兼ねて鍋を囲み親睦会を進める中、他愛のないことばが飛び交い、11時前には寝りに落ち入った。
朝、目覚めていの一番に、上空を見上げると、晴天が広がっているのでほっとした。



釈迦ヶ岳は、旭の峠からは登ったことはあるが、前鬼からは初めてであったので
内心ときめくものがあった。
テント場から小仲坊までは林道歩きが30分続くが、途中林道を離れてショートカットを2回重ねると、小仲坊の前に出た。
小仲坊から二つ岩までは、涸れ沢や、木製の階段が続く。
ただただ傾斜の続くルートである。今回、僕たち以外に誰もいなかった。
二つ岩の前で、たっぷり気味に休憩をとった。





二つ岩をバックに写真をとったり、背後に東面を覗かせている大日岳の写真をとった。
大日岳の冠名をいただく山は、急峻な形をしている山が大峰だけで2つある。
稲村の隣の大日もそうだ。なにか言われでもあるのだろうか。

また、それまで林道の間から垣間みた北方にある孔雀岳の五百羅漢が一望できできた。





太古の辻にでると、多少の雪が出迎えてくれることを想定していたのだが、
みごとに期待は裏切られて、雪山の景色とはほど遠い春先の風景がそこにあった。
ただ救われたのは、抜けたような青い空とまでは行かないが、薄い雲のフィルターがかかったような青空が広がっていた。






深仙の宿はコルに位置し、テントも小屋の前で確保できそうだった。
小屋は二つあるが、一つはトタン屋根のものであり、
もう一つは、内部に小さな仏像を何体も配置している社殿みたいな作りであった。








眼前に一枚岩の大きな斜面が3面ほどあり、そらに向けて鋭角な峰を形成していた。
深仙の宿からは釈迦ヶ岳につづく古田の森あたりの積雪した稜線が目に入って来た。



奥駈け道からみると、西に位置する側は積雪が多いのは、もっともかな。
奥駈け道沿いのシロヤシオの枝枝にはピンク色をした新芽が
春の開花を準備しているようにたくさんついていた。



さあ、深仙の宿からは眼前にある100メートルほどの登りをこなすと、旭の峠からの道と合流し
釈迦ヶ岳のピークはあと一踏ん張りだ。

ピーク手前では、今日はじめて目にする樹氷が青空をバックに輝いていた。

ピークのお釈迦さんは、春先のような光をうけて気持ちよさげに立っていた。
どこか笑みを浮かべているように見えたのは僕だけだろうか。



今回のメンバーのキッシャン,ハラッチさん、ひいちゃん、smochさん、ユーエス。



さあ、あとは来た道をゆっくりゆっくり下山した。

【記録】
7時5分テン場出発~7時35分小仲坊~9時0分二つ岩~10時6分太古の辻~
10時36分深仙の宿~12時釈迦ヶ岳
12時40分釈迦ヶ岳出発~16時30分テント場

※このブログは、マッキントッシュのサファリでデータを作成したものをアップしています。
 このブログをご覧になっておられる方は、大半がウインドウズの方かと思われますが
 マッキントッシュとウインドウズ間の不具合で時々レイアウトの崩れが発生している箇所が、ままあるみたいです。
 お気付きの方がおられましたら、ご指摘願えればありがたいです。
  1. 2010/02/15(月) 15:12:41|
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金剛山 モミジ谷~山頂~妙見谷 10.2.7




富田林駅で9時50分発の水越峠行きのバスに乗る。
臨時バスが1台連ねて走るほど車内は満員であった。
葛城登山口停留所で下りる乗客は数人であり
終点の水越峠で残りの乗客が、バスからはきだされた。
十中八九、行き先は金剛山であろう。しかも経路は太尾東尾根だろう。
ダイヤモンドトレールに向かうのは僕だけだ。
登山道を一人占有しているみたいで、気持ちがいい。
上空を仰ぎみれば、今日も青空が広がっている。




カヤンボの橋の手前でダイヤモンドトレールと別れて橋を渡らずに直進し
わずかに行ったところから沢筋に下りた。
今日のモミジ谷は、初めてである。
昨夜、地図を念入りにチェックしておいたので、次から次へと出て来る堰堤は
手の内に入っている情報内のものなので足のピッチは速い。




雪に残っているトレースから判断して、先行して入っているのは、たった一人みたいだ。
一人分のトレースしかついていない。

気温が上がっているにもかかわらず、沢筋のせせらぎは所々凍っていた。
渡渉を何度も繰り返すので、滑らないように細心の注意を払った。

先行者は、最後までアイゼンを装着せずに谷筋を登ったみたいだ。
僕は途中でアイゼンを装着した。
ガリガリと氷をしっかり踏みしめる感触が実にいい。
この谷は丸滝谷と違って人はそんなに入っていないみたいだ。
たぶん、滝が少ないからか。それでも踏み荒らされていない分
自然がまだ残っている証明かも。
季節を変えて、春先に入ると、また変わった印象を持つかもしれない。
















谷を詰めると、雪をかぶった笹の薮漕ぎが待っていた。
急な斜面のうえに、雪が積もっているので慎重に行かねば
ずるっ~と、どこまで滑り落ちるかもしれない。クワバラクワバラ!

登山道に出た所は、葛木神社の東側の裏手あたりだった。

売店や登山回数の名簿の木札が展示されているあたりへ行くと
人だかりが・・・。
青空と、この間の冷え込みが樹氷見たさの多くの人を誘導したのだろう。

適当な場所を確保して昼食を摂り、そうそうに下山の妙見谷へ。




昼食を食べながら、所要時間を確認すると
水越峠バス停が10時30分、モミジ谷取り付き11時5分で
山頂が12時30分なので、結構速かったみたい。


下山は、勝手しる妙見谷。
こちらの谷は、今日はだいぶ人が入っているみたいで
しっかり踏まれていた。
積雪は、モミジ谷とほぼ変わりなかったが
気温が上昇したせいか、樹氷は溶けてしまったあとみたいで
見る影もなかった。

妙見谷下山時刻14時20分。
金剛山登山口バス停で14時38分発の南海バスに乗る。
車内は、ボーイスカウトの少年たちで満杯だった。



  1. 2010/02/07(日) 23:40:38|
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臼杵岳~鬼ヶ牙 10.1.31



臼杵岳(うすきだけ)・鬼ヶ牙(おにがきば)って馴染みのない山名である。
ネットで調べてみると、臼杵岳が697m、鬼ヶ牙が488mと低山であるが
周遊すると低山を感じさせないアップダウンがありなかなかバリエーションに富んだ山行だった。


安楽川に沿って行くと、崖崩れによる通行止めがあり、そこに車を置いて
橋を戻ったところに地図上にない取り付き口がある。
臼杵岳までは灌木帯の急な登りが続く。灌木を抜けたあたりから周遊する鬼ヶ牙が顔を出す。
いつ降り出してもおかしくないような曇り空を気にしながら歩を進める。
臼杵岳の手前に臼杵山という小ピークがあるが、臼杵山から臼杵岳の間は地図上では判読しがたいアップダウンがあった。



臼杵山のピークを踏むが低山特有のこじんまりとした雰囲気。
今回のメンバー、ハラッチさん、すみこさん、なためさん、小生。


舟石を過ぎ、少し行くと分岐があり東へ伸びる尾根伝いに進む。
小ピークを過ぎたあたりに、昼食をとれそうなところがあったので
そこで昼食をとる。今日は誰も来そうになかったので登山道の平らなところでする。(ゴメンヤッシャー)


昼食のメインは、シチュー鍋。
各自が持ち寄った具材で、いとも簡単にボリューム満点のものが出来上がった。
残す訳にはゆかないので、とにかくお腹に詰め込む。食べ過ぎてゲップー。
(オイシクテ、マンゾクマンゾク)


さあ、腹ごしらえをしたあとは、周遊の残り半分。
ここからが,今回の山行のハイライト。
アルワ、アルワ、アップダウンが。
そしてヤセ尾根が。油断するとちょっとやばそうな道が続く。
低山とは思えない変化に富んだ道が続く。
だいぶ人が入っているみたいでやたらにテープの巻き付けているのが
目についたが、ちょっとやりすぎやなー、と。
霧雨みたいな雨が降る中で、足元も濡れ気味になってきたので
メンバー全員、いつもより細心の注意を払いながら進む。






長坂の頭を経て鬼ヶ牙に着いた頃には、ガスが発生しだして、それまで見えていた仙ヶ岳が見えなくなっていた。
鬼ヶ牙からの下山ルートは、メンバー4人が地図とコンパスをにらめっこ。
さて、どの道をおりるか。合議の上で、健脚コースとなっていたルートを選ぶが、
健脚コースというよりも、初級者向きではない中級者向きのコース。
足元の不安定なところにはトラロープがくくってあった。





尾根道から谷道に変わってしばらくゆくと足元に高さ20メートルくらいのゴルジュが出現。
それを左手に見ながら谷の斜面に作られた30センチほどの道を進むがちょっと緊張する。



【記録】
8:20登山口~9:30臼杵山~10:00臼杵岳~10:50舟石
~11:40昼食~13:00長坂の頭~13:50鬼ヶ牙~15:00登山口




今回の周遊、ところどころに誘導されそうな支尾根があり、地図の読図には有意義な経験ができ
バリエーションを堪能した山行になった。
  1. 2010/02/01(月) 16:45:02|
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