ヴァリエーションが好きやねん vol.2

七種山 10.4.25



▲ヒカゲツツジ

天王寺駅前で午前6時30分に待ち合わせをして、阪神高速、中国縦貫で福崎ICに一時間で着いた。
そこからカーナビの誘導するままに福崎町田口の野外センターへ。
準備をして8時ジャストにスタート。
今日の周回は、七種滝を見て七種山、七種槍、奥山を経由し
野外センターの池の横に下りてくる時計回りのルート。
その反時計回りも面白そうな周回であるが、はじめてなので順当に時計回りに。

七種川にそって歩いて行った。気温もほどよく、川のせせらぎの音が気持ちよく耳元に入って来た。
しばらく行くと古い山門があり、やや行くと七種滝である。
70メートルの高さを誇るらしい。仰ぎ見なければならない高さである。
滝の左壁は、3カ所の棚があったので、登れそうな印象であったが、はたしてどんなものか・・・。







滝の下まで下りて、マイナスイオンをたっぷり吸って英気を養い、おまけに虹まで見ることができた。




滝横にある神社から七種山のピークまでは標高差350mたらずである。
ところが、その標高差を半分ほど縮めたあたりで、
同行のC君が腰の具合が芳しくなくリタイアすることに。
駐車場まで、ゆっくり一人で下って行くことができると言ってくれたので、
Oさんと僕とで周回を続行することに。




ミツバツツジがやたらと目についた。そして今日が盛りの頂点みたいだった。
七種薬師の彼方には姫路市街と瀬戸内海が春霞に覆われながらも遠望できた。




七種山のピークは簡単に踏むことができた。
灌木の下の方から団体さんらしき人の声が聞こえてきたので、休憩もほどほどにし七種槍をめざした。




倒木あり、多少のアップダウンがありと、ちょっとしたバリエーションチックな歩きが始まった。
歩いて来た後方を振り返ると、なかなかいい形をしているなと。

ブログトップのヒカゲツツジは、この間で見た。










片側は切れ落ちているが、足がすくむほどのものでもない。
ただ、雨降りの際の歩きは、敬遠したいものである。




左の写真は、ミヤマシキミ。はじめて見た。
ミツバツツジは、山行の始めから終わりまで色を添えてくれた。

七種槍で昼食をとった。
ザックにしのばせておいた缶ビールが冷えていなくても、のどごしが壮快であった。
そして、立木の間から、姿を認めることはできないが
透明な鳥の鳴き声が聞こえてきた。




このルートの核心は、七種槍から続く岩稜帯歩きで、
鎖あり、ロープあり、ヤセ尾根、そして急傾斜と気の抜けない区間だった。







進行方向の右下には野外センター横の池が視界に入って来た。
稜線から200メートル足らずの下りであった。




8時にスタートし、14時に下山。
一人で先に下山し、我々の帰りを待ってくれていたC君と落ち合い、
はじめて入る市川町の「せせらぎの湯」まで車で足を伸ばし
汗を流して帰阪した。
  1. 2010/04/26(月) 14:54:51|
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池木屋山 10.4.18



霧降山から見た下山ルートになる981から756に至るピ稜線

土曜の夜、蓮の近くでテントを張った。
翌朝は、宮ノ谷に6時30分に着いた。
鹿児島ナンバーの車が一台あっただけで、池木屋山へは僕らのパーティーが一番のりみたいだった。
6時45分、出発。
今日は、前日までの寒もゆるんで、暑くもなく、寒くもなく絶好の山びよりである。




宮ノ谷渓谷は、美しい渓谷美を誇ることで有名だ。
渓谷に沿って作られた鉄製の廊下は慎重に歩を進めなければならない。
滑り止めは付いているものの、なんとなく危うさを感じる。




風折の滝への分岐で、アカヤシオをはじめて見た。
稜線に出れば、もっと見れるかなと期待したが、咲いているのは、唯一ここだけだった。
聞けば、アカヤシオは、時期的にも早いとか。



高滝が目に入って来た。高滝を見るのは、今回で二回目である。
前日の雨の影響か、水量は多い。
60メートルの落ち口から落下してくる水は、気持ちいいほどに
岩に跳ね返り、飛沫と水煙を上げていた。




高滝を左に見ながら、右斜面を登っていった。
途中で、高滝に目をやると、レインボーが発生していた。
高滝下で休憩をとっていた時には、気がつかなかった。

高滝を高巻く斜面には、適当にロープが設えてあり、さほどの危なさを感じることはなかった。
ただし、下りは細心の注意を要するような傾斜である。










ネコ滝が左に見えて来た。
滝の釜まで下りる道筋はついているようだったが下りなかった。
わずか10メートル足らず下に見る釜の水は、エメラルドグリーンの色をたたえていた。




ドッサリ滝。
高滝よりもこの前後の斜面に作られた細い道をたどる方が、危うさを感じた。




満開とはいかないが、ミツバツツジの目に入ってくるシーンが多くなって来た。
ミツバツツジの他、背丈の低いドウランツツジも芽吹きそうなのが数多くあった。




817mの二股。二股の尾根にとりつき
左側に進路をとると、すぐ谷筋に下りるように道筋が付いているので
間違うことはないが、地図の等高線だけを見ていると、一瞬判断に迷いやすいところ。
よく踏まれた道筋に行けば、迷うことはない。




二股からの尾根筋は、木の根が浮いたように縦横無尽にはり巡らしていた。
しかも1100mあたりまでは急な登りが続くが、このあたりが池木屋の胸突き八丁か。




2、3日前の寒で、しおれかけになったコブシもこのルートにはよく目についた。
そして、木のオブゼェ、自然の造形物といったところだ。




11時15分頃、ピーク着。
一時間ほど、食事などでくつろいだであろうか。

今日の山仲間、
きたおかさん、ハラッチさん、すみこさん、なためさん、伊東さん、小生。


12時5分、ピーク出発。
北西の稜線上にある、霧降山を目指した。

霧降山は池木屋と違って、眺望がきいた。
下山ルートにあたる、ピークのラインがくっきりと目に入って来た。
また、桧塚も見えた。

池木屋へ登ったあとは、ピストンをするのが定石になっているみたいだが
安全面を考えれば
霧降山を周遊してのルートをお薦めしたい。




1222のピーク横にある青空広場。
その広場は、ヘリコプターの発着場も兼ねるという。




大空広場から981、866、756のピークをめざして歩を進めてゆくが
地図上では、一見フラットな稜線歩きに見えるようなところでも
激下りなどがあって、地図読みの難しさを教えられた。

756のピーク手前で植林を刈り出したところをネットではり巡らしたところに出くわした。
そのネットの出入り口のひもをほどき、中に入ると
尾根斜面を南東へ南東へ下りて行くと車を止めてあるところに下りることができた。




午後3時30分ころ、宮ノ谷のスタート地点に着いた。
朝見かけなかった、小型の観光バスが一台とその他乗用車2台が停まっていた。



  1. 2010/04/19(月) 11:57:41|
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御岳 10.4.4



写真トップは、8合目付近の急斜面を登るパートナー
3日の夜、R19線沿いの某所で一夜を明かし、
4日早朝御岳ロープウェイ乗り場に向かった。
ウインドーガラスに御岳の稜線が見え始めると
車の中は、その美しさに歓声!!!

当初は、田ノ原から御岳ピークをめざす予定であったが
ゴンドラが運休ということで黒沢口からのルートに変更。
こちらはロープウェイが動くのは朝8時30分から午後4時まである。
今日は、時間を気にしながらの山行になるだろうと。




ロープウェイで標高2150メートルまで一気に上がった。
ロープウェイを利用する客は、ほとんどがスノーボードの若者が大半を占めていた。

飯盛駅から西へ西へと雪で埋まっている樹林帯の尾根を進んだ。
今日は、どうも体調がおかしい。
いつもなら歩きはじめて、30分もすれば身体のエンジンはそれなりに動くのであるが
なぜか、身体が重かった。
これは、ロープウェイに乗って一気に高度を稼いだことによる身体の高度順応ができないことによるものなのか。
あるいは、睡眠不足によるものか。
フーフーゼェーゼェーと吐息が荒かった。

樹林帯の間から乗鞍岳がひかり輝いて鎮座する様をあらわした。
そして目を西に転じると中央アルプスが雲の上に稜線を描いていた。







樹林帯の途中からアイゼンを装着した。
うっすらと積もっている雪の下は、アイスバーンであった。

眼前には、継子岳から摩利支天、剣ヶ峰までの稜線が明瞭すぎるのほどのラインを描いていた。
そして、バックはぬけるような空が広がっていた。
この白と青のコントラスト見たさに、雪山に登っているようなものだ。


夏道の途中にある金剛堂の小屋がすっぽりに雪に埋まっていた。


 
樹林帯を抜けたあたりからの斜面は
ピッケルがなければ、危険がともなうような状態であった。
視界がきく分、ルートは、フリー状態で好みのルートを選択できた。





高度を上げるに連れて、風が冷たく、耳が冷たくなった。
舞い上がる雪煙を見ると、尾根の稜線は風が強そうだった。
上空を見上げると、白い雲の流れの速さが窺えた。





9合目覚明堂小屋が間近になってきた。
が、ここからの斜面の登が急で、
10歩進んではフー、また10歩進んではフーの繰り返し。
刹那、思う時がある。
なんで、こんなクソシンドイことをしてまで、山なのか、と。







近そうでなかなかたどり着かない9合目。
9合目をやや行ったあたりで、仲間の一人が体調不良のためピークアタックを断念。
リーダーが付き添うということに。







3人でピークアタックすることになった。ザックをリーダーたちの
待機場所にデポし、ピークへ。
そこからは傾斜もゆるく、ザックを背負っていない分、足取りは軽かった。
20分足らずで着いたか。












3067mの剣ヶ峰のピークを踏んだ。
ピークを踏んだ時点では、そこにはまだ青空が支配していた。
急転直下と言うべきか、南側からガスが発生し、視界は一瞬のうちに遮られた。
ピークで3人揃っての記念写真を納めようとしても
風が強く、カメラのセルフタイマーをセッテイングする余裕すらなかった。
視界がきかないので、そうそうにもと来た道をだどることに。
ところが、ともすれば可視範囲が3メートルも及ばないことも。
完全なホワイトアウトの状態であった。

油断と言うべきか、一カ所で尾根道で別の斜面へ少し下り
気がついたところで登り返した。
うまい具合に登り返した所で、視界を遮っていたガスが晴れ
ちょうど、間違った尾根の反対側斜面にリーダーたちが待機しているのを
確認できた。それはほんのわずかな距離であった。




今回のパートナー
きたおかさん、なためさん、すみこさん、ハラッチさん、小生。

ロープウエイ乗り場8時30分発で、
飯盛駅着15時15分だった。
思っていたよりは時間はかからなかったが、
下山時間を気にしながらの山行だったので、道中の菓子パンばかりの行動食がややこたえた。
  1. 2010/04/05(月) 12:28:15|
  2. アルプス他、大阪から遠い山
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