ヴァリエーションが好きやねん vol.2

鎌ヶ岳 11.6.25



▲岳峠から仰ぎ見る鎌ケ岳

先週予定していた山行が雨で流れて、週末は陸に上がった河童状態だった。
そしてその前は、竜ヶ岳のピークを踏むことができず不完全燃焼。
今日は一人なので雨が多少ぱらつこうが予定ルートを最後までしっかりと歩こうと。
それが今日のテーマ。

幸い雨にたたられることなく初の鎌ヶ岳を短時間のうちに堪能することができた。
● ● ●
宮妻峡の駐車場に6時45分に着いた。
2台の車しか停まっていなかったが、下山した時には結構な車が停まっていた。
7時ジャスト,レディゴー。




単調な林道歩きを30分ほどこなすと水沢岳の登山口。
自然林の中を進んでゆくが少し荒れているなの印象。

目を惹くような立った岩壁が出現。




その岩壁を過ぎると水沢峠は近い。
が、稜線にでる手前のザレ場がちょっといやらしく手こずった。
たぶん簡単なルートがあったかも。

水沢峠8時20分。
鎌ヶ岳を見るに、ピークをガスが覆って見えない。
台風の影響か雲の流れが速いので
まあ、そのうち見えるだろうと。




8時40分、水沢岳。
眺望は不良。いや晴れていてもここからの眺望はさほどよくないとか。



須磨アルプスによく似たような花崗岩の岩稜帯が出現。
一部岩稜帯の際に生える立木を掴んで降りた。ちょっと慎重さを要するところだった。




降りて来たところを振り返ると、なかなか迫力ある岩稜帯。




まだ鎌が見えない。
でこぼこの小ピークが険しそう。
そして何ヶ所かの鎖場あったが、鎖を頼らなくても進んでゆけた。







やっとやっと鎌の全容が。
ピダミタルな鋭峰を空に向かって描いている。
南から見る鎌は、北アルプスの稜線を彷彿させた。
(他のルートから登ったことはないので解らないが(笑))







ピークに向かって立木のある方から登って行くので
高度感を感じることはなかった。










10時20分、鎌のピークを踏む。
岳峠から望んだ感じでは、慎重を要するようなところもあるかと思ったが
あれって思うぐらい簡単にピークにたどり着いたので
ちょっと拍子抜けの感じがしないでもなかった。




下山は、岳峠まで降りてカズラ谷を経由して駐車場へ。

カズラ谷の出合付近(?)で20mほどの清涼感いっぱいの直瀑が出現。
横目に見ながら降りて行くと沢を渡渉するところに小滝があったので
思わず頭から水浴びをした。
いやあ、ほんとうに気持ちがよかった。




12時10分、駐車場。

もう少し時間がかかるかと思ったが、予定していたほどにはかからなかった。

今日は、やたらにブヨが多かった。
休憩すると同時に数えきれないほどのブヨがまとわりついてきた。
休憩もほどほどにして先を急いだことが早く下山できたことにつながったかも。
これなら入道を経由しても余裕で周回できたかも。(笑)



  1. 2011/06/25(土) 20:50:41|
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蛇谷 11.6.12



▲二条の滝の間を登って行く
日曜日の天気予報が芳しくないので一旦中止のアナウンスをしたにもかかわらず
メンバーの一人が「行きたいなー」のメールを送ってきた。
ならば、雨になっても呼びかけた側の責任は軽減されるかなと。
中止を撤回するメールを参加メンバーに送ると全員参加すると。(笑)
● ● ●
午後からの天気予報は芳しくない。
空を見上げるといつまで持つかわからないような天気模様。

白滝の吊り橋下が入渓地点。9時、レディゴー。




10分も行くか行かないうちに8mの魚止滝が出現。
今日は水量がたぶん多いのだろう、水しぶきを上げながら勢いよく落ちてきた。

この蛇谷は、鈴鹿山系でも滝が多いので有名である。
この魚止滝を皮切りに出てくるわ大小さまざまな滝が。

前日、雨が降ったにもかかわらず釜はエメラルドグリーンの水をたたえていた。







おおっ、巨大なチョックストーンが進行を阻む。
メンバーの2人はその巨岩を左から、右には残置ハーケンとシュリンゲがあったので
3人はそのシュリンゲをたよりに乗越えた。




9時50分、蛇谷と本谷出合。
本谷のつばめ谷は、侵入者を阻むがごとく水流がけたたましく豪快であった。







出合いから少し行くと、蛇谷の核心15mの滝が出現。
迫力いっぱいです。
ここは右岸のルンゼから落石に気をつけながら
木の根を掴みながら巻いて行ったがけっこうな高度感だった。
そして落ち葉がズルッー、冷や汗をかくことも。




▲核心の15m滝



▲あれ、滝の上を横切る人が!(滝見道)
核心を通過すると大小さまざな五段滝が続く。
傾斜もゆるく直登できるので快適。

五段滝の最後の10mの滝だけは右岸を巻いて沢に降り立った。







渓相が変わり両岸の壁が立って来た。
そしてその間にゆったり気味の廊下が続き、所々に大小のチョックストーン。




巨岩がゴロゴロ。




巨岩帯の先に5mぐらいの二条の滝。
この二条の滝はうまい具合に二つの水の流れの間を縫うようにして登ることができた。




2条の滝に続いて10mと7mの滝が連続するが、
個人的にはこの巻きが一番険しかった。
連続する二つの滝をひとまとめに左から巻いていって7mの滝の落ち口に懸垂で下降した。







狭い廊下の出現。壁をへつって行く。
水量が多くなければ、流心を泳いで直登したいところ・・・。










ヒューヒュー、齢を忘れて(?)果敢にシャワークライミングにチャレンジのなためさん。
かっこいいですよー!



まだ水がいくぶん冷たいと言えど水には浸からねば、ねっ!!!。
それでもまともに水を浴びると体が冷えてきたけど(笑)。







幅広の簾状の滝。
ひょっとして水量が少ない時は、二条の滝かも知れない。
この日、最後に巻いた滝になった。




13時20分、遅い昼食タイム。
空を見上げると、早々に遡行を中止して下山をした方が賢明かなと。

恒例のメモリーショット。
今日の仲間は、



            キッシャン、なためさん、きたおかさん、伊東さん、小生

下山は、杣道らしきのがあって1時間足らずで白滝の吊橋へ。

15時、駐車地点。

当初の予定では、蛇谷をつめて竜ヶ岳のピークを踏む予定であった。
スタート時間が遅かったので、ルート的には予定の約二分の一くらいしか遡行できなかった。
遡行を中止した地点から竜ヶ岳のピークまでいかほどの時間を要するのかわからないけど
そこから遡行してゆくのにさほどの難所はないと思うので
日を改めて再度チャレンジしたいと思った。

それにしても滝の多いなかなか険しい谷であった。



  1. 2011/06/13(月) 20:12:09|
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岩本谷~大日山 11.6.5



▲岩本谷の核心、ゴルジュをへつる

僕にとって今年初の沢遡行。
シャワークライム僻のある身にとって水はまだまだ冷たい。
簡単な沢ということで岩本谷を選んだが
水量が多く、水晶谷を過ぎてから大日山キレットにたどり着くまでの行程は
バリエーションを堪能するには十分すぎるほどだった。
● ● ●
7時50分、入渓。
入渓するやいなや、右側のそそりたった壁からすだれ状の滝が出現。
ふだんは水の流れもない涸れた支流なのに、
滝状になっているのは水量の多さを物語っていた。




まだまだ水は冷たく、あまり水には浸かりたくない心境。
やむを得ず浸からなければならないところは浸かるが
出来るだけ浸かるのを回避するような歩き方を継続。(笑)

渓相はおだやかで、新緑が谷を覆って美しい。




おだやかな渓相の中を進むと、小さな滝が連続して現れるが
巻かずに登ってゆけるのが楽しい。







この小さな連続する滝をやや行くと、
この谷の核心のゴルジュがお目見え。

そのゴルジュの先から樹木の枝をくぐり抜けた太陽の光線が差し込んでいた。
水量が多いのでへつりながら行った。
左の壁をへつったが、うまい具合に足の置き場があったので難なく通過。
(気温が上がれば、へつらなくても水に浸かって通過できるでしょう。)







ゴルジュを過ぎるとゴーロ帯が続くが
所々に巨岩があっても歩きやすい。




水晶谷出合、9時55分。
ネットで見た水晶谷の銘版。
間近で見ると、わずか5センチほどの小さなもの。
自転車の反射板を利用したものらしかった。

水晶谷からやや行ったあたりで、沢靴から登山靴に履き替えた。



さあ、ここから大日のキレットまで急登の始まり。




ルートファインディングしながらの登りです。




キレット直下でちょっと滑りやすそうなのでザイルを出した所。

キレットまであとわずかファイティン!!!

この難所を過ぎてやや行くと、人の話し声が聞こえた。







岩壁に咲くオオミネコザクラ一輪発見!!!
花音痴であるが、絶滅種というので一応カメラに収めた。
わずか15ミリくらいの小さなお花だった。




12時20分、大日のキレット。

這いつくばって登って来た谷斜面を見下ろす。

稲村へは何度か足を運んでいるが、大日山のピークをまだ踏んでいなかったのでピークへ。

12時40分、大日山ピークを踏む。

キレットからピークまでは、梯子やロープやありで、ちょっとした行場の雰囲気。
でもあの角度だからさもありなんと思った。




そしてメモリーショット。


           今日の仲間は、キッシャン、ハラッチさん、小生。

下山は、クロモジ尾根から。

大日山の鋭峰ショット!!!




クロモジ尾根には、今が盛りみたいにシャクナゲが咲き誇っていた。




15時50分、下山。



  1. 2011/06/05(日) 11:23:26|
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