ヴァリエーションが好きやねん vol.2

笠ヶ岳(クリヤ谷ルート)~双六岳~鏡平 二日目 11.9.23-25



▲槍・穂高連峰の朝焼け(5時20分)





4年前に表銀座から槍・穂高連峰の稜線を見た時
朝焼けに染まる稜線を見て感動したのを憶えている。
今回もそれを期待したが見る位置が東から西に変わると印象も変わった。
しかし、槍は時間の経過とともに手に取るように目に入って来た。





















抜戸岳のピークは踏まずにトラバース道を行く




快晴の下、視界に広がる風景に安っぽい言葉は要らない、ただ素敵なだけ。









▲奥丸山からの稜線が一筋の明瞭な線として走っている





今夏、僕の山仲間が行った北鎌尾根もくっきりすっきりと。







秩父平はオアシスのような空間。水も少し流れていた。









左に双六が視界に入って来た。





槍から派生する支尾根までもがはっきりと見える









西

双六は縦走路のターミナル










双六のピークにてメモリーショット




■ ■ ■ 三日目 ■ ■ ■
双六小屋を朝5時に出、下山に向かう。
ヘッデンをつけての下山だが、夜は白みかけていた。
下山を急ぐ人たちの忙しい足音を聞きながらの下山になった。
鏡平で休みをとったが、あの逆さ槍がうまくカメラに納まっていなかった。

途中、秩父沢などの水場で、何度か休憩を取り入れ
午前11時前に新穂高ターミナルに着いた。
うまい具体に上湯方面行きのバスが発車する所で
バスに乗り込み、わずか5分足らずで車をおいてある中尾高原口の駐車場に無事もどることができた。
  1. 2011/09/26(月) 23:20:46|
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笠ヶ岳(クリヤ谷ルート)~双六岳~鏡平 一日目 11.9.23-25



▲笠ヶ岳ピーク近くの南斜面

クリヤ谷ルートは笠ヶ岳へのクラシックルート。
途中錫杖岳の前衛岩、エボシ岩を拝むことができるというので
笠に行くなら、クリヤ谷ルートからと
その壮観さを見たさに是非とも行きたいと思っていた。

先週の連休を利用して行くつもりでいたが
あいにく天気予報が芳しくなかったのでスライドして行くことになった。

● ● ●

22日の深夜1時30分に、新穂高温泉郷の道の駅に着いた。
3時間程テントの中で仮眠をしてから、車を中尾高原口の駐車場に移動し
午前6時にレディゴー。

蒲田川は前日雨が降ったにもかかわらず、透明な水色の水面をたたえていた。
その透明な水の流れに目を奪われながら槍見館横にある登山口へ。




登山口から笠ヶ岳への標高差は約1900m。
それを10時間かけて登る。
平坦なところはほとんどない。
ほぼ登りが大半を占めると言っても過言ではないルートである。

登山口から1時間足らずで懸案の渡渉地点に到達。
ネットで集めたこの渡渉地点に関しての情報は
大げさなものから的を得たものまでいろいろあった。
2、3日前に高山地方に雨が降っていたので
念のため、渡渉用のための履き替え用のサンダルと
万が一の場合を考えてメンバーが20mのザイルを用意した。
だが、20mのザイルはおろか、水量も脛が濡れる程度の深さだったので
難なく渡渉することができた。
渡渉当日、大雨でも降らない限り、さほど警戒するほどのものでもないし
渡渉する川幅は長いところで4mたらずのものである。




立木の間から、錫杖岳の前衛岩、烏帽子岩が顔を出す。
しかし烏帽子岩の最上部にガスがたなびき、
見えたり、隠れたりするので全容がはっきり姿を現す機会を歩きながら窺った。
かろうじて数瞬間、ガスが消え全容を拝むことができたので
今回の山行の目的である錫杖を見るという一つの目的は叶った。

それ以降の空の表情は、曇ったりガスが出たりの状態の繰り返しで
蒼穹を期待していたが、天気予報とはうらはらに願いはかなうべくもなかった。




それでも烏帽子岩のフェイスをみることができたのでよしとするか。




渡渉は、計4回。
そのうち靴を脱いでの渡渉は2回で、あとは飛び石伝いにきりぬけることができた。




クリヤ谷は沢の流れをみることができないような高さの山裾を進んで行く。
故に耳をつんざくような沢音はしじゅう入ってくる。

沢筋が絶えると、ササヤブ道が待っていた。
所によっては全身が覆われるようなところもあった。
しかし登山者が少ないルートにしては、ササは道幅が1mくらいに刈られて
整備されているようだった。

今回僕たちがクリヤ谷ルートで見かけた人は僕たち以外では4人だった。
僕たちよりも早く歩き出している人がおれば、その人数は解らないが・・・。







ササヤブの密集具合が疎らになったあたりから
斜度が急になった。







植生がササからハイマツに変わるあたりから
クリヤノ頭の肩あたりが確認できるはずだが
ガスがでていることもあって
どれがクリヤノ頭か判然としなかったが、
クリヤノ頭の山腹あたりをトラバース気味に歩いているだろうことは解った。

ハイマツの上にガスでおぼろげに霞んで見えるのがクリヤノ頭か。




どこかで見たようなキレット。
そう、稲村の大日のキレットと角度といい、切れ落ち方がよくにていた。




ガスが出てきたと思いきや、青空が少し顔を出したりと
めまぐるしく天気が変わる。
幸いにも雨に見舞われることはなかったが
高度をあげているので、太陽が雲に隠れると寒さを感じるようになった。




雷鳥岩の手前に、8mほどの立った岩があった。
ホールドのきく登れそうな雰囲気だったので
いかにも登っているようなかっこをして写真を撮りあった。
決してこのルートにこういうクライミング力を要するようなところはないので悪しからず。(笑)




そして雷鳥岩。
どこが雷鳥のイメージなのか僕には解らないが。







辿ってきた斜面を振り返る。




笠ヶ岳のピークが見えてきてもいいはずなのだが
なかなかピークが見えてこない。

下の写真は偽ピークである。
ピークに到達するまでに、いくたびこの偽ピークに落胆し
その度毎に気持ちを奮い立たせたことか。

しかし、この頃になるとメンバー全員は這這の体の状態であった。
(午後2時頃)







いくつかの偽ピークを経て、笠ヶ岳のピークが射程に入って来た時、
偶然にも頭上は青色が支配するようになり
疲れたメンバーも俄然元気が出てきた。
展望を遮られ気味の状態が続いていたので
青空が支配的になってきたことは、
疲れを吹き飛ばすのに十分な効き目があった。

ピーク直下は、平べったい石が無秩序に積み重なった状態で
一歩一歩踏みしめるように上がって行くと
ピークの方から人の声が耳に入って来た時には
溜まっていた澱が一気に下りるような気持ちになった。




午後4時45分、笠ヶ岳のピークを踏む。
それまでの疲れをまるで忘れたかのようなメンバーの笑顔。

そして今日の仲間は、



             きたおかさん、伊東さん、キャットさん、小生




登ってきたクリヤ谷方面を振り返りる。
長丁場のルート。休みをたっぷり摂りながら登ってきたにもかかわらず
体力的にはきびしいものがあった。
加えて、前夜の仮眠時間は3時間。
熟睡している者もおれば寝付けず一睡もしていない者もいる。
そのような状態で体調がよかろうはずがない。
そんなことを考慮すると、
メンバー全員が歩行ペースを乱すこともなく
最後までよく歩き通したものだと思った。




  1. 2011/09/26(月) 00:15:15|
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高城山~三郎岳周遊 11.9.11



▲逆光のおもしろい効果を狙ったのだがピンぼけが残念

次週の連休の北ア遠征に備えてボッカ練習を二上山から葛城山までするつもりでいたが
連れ合いに「山に行くけど、同行する?」って声をかけたら
一つ返事で「行く」と。
ならば行先も目的も変更せざるをえなくなり
ハイキングみたいな山歩きで、なおかつ僕自身も行ったことがない山ということで
榛原近くの高城山から三郎岳を歩くことになった。
● ● ●

仏隆寺の参詣用駐車場に車をとめた。

四方を眺め回すと台風一過のせいか、空気が澄んで
気持ちのいい青空が広がっていた。

里山の気持ちのなごむような風景に引き込まれながら林道を行く。
路傍に咲く曼珠沙華や色鮮やかなコスモスが目に入ってきた。



▲駐車場から仏隆寺へ通じる階段を眺める



▲トップの写真の撮る位置を変えて撮ったもの

登山道に入ると、まっすぐ伸びた杉がきれいに枝打ちされていて美しい。




連れ合いを振り返ると、すでに息があがっていてフーフーと肩で息をしている。
僕の方は、立ち止まっては後方を確認するので
次週のボッカになろうはずがないが、まあいいか。(笑)

僕のザックの中身は水4L+ビール+一般山行常備品etcで
よってボッカにはほど遠い中身であるが・・・。(笑)




高城山のピーク間際は植林帯を抜け一気に明るくなり、すすきが風に揺れていた。
通り過ぎる風は、たっぷりと冷気を含んだ爽やかなものだった。




高城山のピークからは、青空をバックに大峰山系が広がっている。
遠目に過日の台風の影響か、斜面が崩落したためか
白くなっているところのあるのが気になった。







三郎岳へは多少のアップダウンがあるが、道はきっちり踏まれているので
迷い込みそうなところはない。




高城山からゆっくり歩いて40分ほどで三郎岳についた。
ここでも大峰方面の美しい山並みが広がっていた。




今日は連れ合いなので恒例のメモリーショットはなしだが
メモリーショット代わりに連れ合いの写真をアップ。(笑)




ピークを後にして石割峠を指す道標の方向へ下って行く。
ただし、この下りはちょっとした激下りであった。

途中、見るのを楽しみにしていた磨崖仏に立ち寄ったが
ちょっと平凡すぎて拍子抜けの感が・・・。




明開寺本院跡あたりで昼食にす。
用意した冷えたビールがのどごしもさわやかであった。
山でこの冷えた泡を口にする時が気持ちも体もなごむひとときである。

赤ら顔で植林帯を下って行く。
このあたりの杉も枝打ちされていて整然としていた。




台風の残した爪痕が無惨である。
ねこそぎ倒れているのを目の当たりにすると
奈良県南部から和歌山にかけての被害はいわんやおやである。




下山途中、地図にない林道を少しあるいて引き返すようなシーンもあったが
絵のような里山の風景が、下山を待っていた。




ボッカ練習にはほど遠い内容の山行だったが、
のどかな里山の風景が広がる中を歩くことができたので目の保養になった。

また次週のアルプス歩きに疲れが残らない程度の歩きができたので、よしとするか。(笑)
  1. 2011/09/11(日) 22:52:51|
  2. 奈良中部の山々
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