ヴァリエーションが好きやねん vol.2

砥峰高原スノーシューハイク 12.1.28



▲峰山直下の自然林

神河町川上の集落を抜け砥峰高原へと続く車道は、
雪を踏み固めた滑りやすい轍が、砥峰自然交流館前にある
駐車場まで続いていた。
所によっては車体の腹をこすりながらの走行は、駐車場に着くまで緊張を強いられた。

● ● ●

9時15分レディゴー。

見渡す砥峰高原は、すすきの高原がすっかり雪に埋もれているが
曇天と相まって展望は芳しくない。
高原の周囲は、土塁で固められた要塞のような雰囲気である。

当初机上では、その土塁にそって歩く予定であったが
そのルートだと短時間で周回を終えてしまいそうなので
高原からはずれたH982に伸びる稜線から周回することにした。

雪に埋もれたトレースのない自然林の中を、立木を縫いながら進んで行く。




自然林の中は、ヤブ状でないので歩きやすい。
雪のない時は、尾根通しにしっかりとした道があるのであろう。
雪質は硬めで、その堆積した上部はパウダー状の柔らかい雪だった。
積雪量としては決して多くないが、誰も踏んでいない斜面を進むのは楽しい。




10時30分、P982にて、しばしの休憩。

そこから南西に伸びる尾根筋を行く。
左が自然林、右が植林帯の境界のようなところを進む。







尾根筋を降りると、林道に出くわした。
そこからは未だ歩いたような記憶がないおもしろい形をした土塁に沿って歩いて行く。




土塁の下に広がるのは砥峰高原。
この土塁は、春の野焼きの際、
周囲に燃え広がるのを防ぐために作られているのかもしれない。




あいかわらず、すっきりしない視界。
青空が覗けば、まぶしいほどの光景にかわるのだろうが・・・。




土塁が尾根通しに作られているので進む方向がわかりやすい。







砥峰高原を後にして林道を峰山へ向かう。
いくぶんの高度を稼いだだけで雪質は良質のさらさらのパウダー状に変わっていた。
雪を踏むスノーシューのステップが軽快である。







蛇行する林道をショートカットするために急斜面を登る。
スノーシューの前爪をしっかりと蹴り込んだ。







12時15分、峰山ピーク。


そして、恒例のメモリーショット。



今日の仲間は、伊東さん、北岡さん、すみこさん、yassan、小生

昼食時、いつもは缶ビールで喉を潤すのだが
持参したのは日本酒一合のみ。
それを燗にして全員で回しのみしたが、これが実においしかった。

峰山を後にして、展望台が見える標識のある分岐まで
もと来た道をたどって行くが、ちょっとした油断か
ショートカットした道を行かずに、林道を歩くことに。(笑)




眼下に広がる砥峰高原は、いくぶん日差しが明るくなってきたが、依然ガスに煙ったまま。







砥峰高原は木道や散策道以外は歩いてはならないことになっている。
そのことを念頭におきつつ、下山ルートを考慮しながら駐車地点へ戻って行った。




砥峰高原は、村上春樹の小説「ノルウェイの森」の映画の撮影舞台となったところらしい。




午後2時下山。

スノーシューハイクをするのに格好の場所だった。
周遊時間は短かったけれど、僕たち以外に誰もいない雪山空間を
独り占め状態で満喫することができた。



  1. 2012/01/29(日) 01:23:12|
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金剛山(中尾ノ背~青崩道)12.1.21




通いなれた金剛山なので、さしてアップするほどの特別なネタがあるわけでないが・・・。

何処へ行くあてもなかったのでトレーニングを兼ねて行くことにした。
ひょっとしたら、思わぬ雪景色との対面もあるかなと思ったが
この2、3日の気温の上昇でそれは叶わなかった。

● ● ●

金剛山の地図をしげしげと眺めていると
勘助屋敷谷と丸滝谷の間に中尾ノ背という尾根がある。
ネットで調べてみると、金剛山で最も傾斜のきつい尾根筋とのことらしい。
勘助屋敷谷と丸滝谷は、何度も足を運んでいるが
中尾ノ背という名称すら知らなかった。

水越峠手前にあるトイレの近くの車道に車を停め
駐車地点9時50分レディゴー。




石ブテ谷から入って行く。
前夜雨が降ったみたいで、渡渉する際に
岩に足を乗せると滑りやすい。これは注意しなくちゃ。




勘助屋敷谷と丸滝谷の出合。
なんどもこの場所に立っているが、中尾ノ背はトウダイモトクラシだった。
勘助屋敷谷は、3、4年前の冬、雪に埋もれた谷に入って
難儀した記憶があったので、今日はワカン持参で臨んだが
ワカンを使うような積雪はなかった。(笑)




中尾ノ背の取り付きから尾根斜面は、立ち気味である。
油断をすると滑りやすそうな傾斜である。
たぶん、金剛山に足を運ぶ一般の人は、こんな尾根道に足を踏み入れないやろなと。(笑)




長いロープが傾斜のきつい所には設えてあった。
予備知識通りの急斜面に、ふくらはぎがつりそうになる。
ふくらはぎが悲鳴を上げる前に、
ペースを落としながら登って行った。




この尾根ルートは、登りには使っても下りにはおすすめできない。
ずるっーと行きそうである。
特に雨上がりの時なんかは避けたいものだ。




雪がわずかに出て来たが、だれも踏んでいる足跡らしきものがなかった。
今日、このルートに入ったのは、僕一人だけということか・・・。




六道ノ辻を過ぎると金剛山頂は間近である。
雪はくたびれ気味のものが登山道に沿って残っていたが
踏まれた雪は、融けはじめの呈をなしていた。




大日岳で食事をする人たちをよく見るが、
金剛山頂の喧噪の中で食事をとるよりもいい場所だと思う。

金剛山名物の樹氷は、気温の上昇のためお目にかかることはなかった。




12時15分、山頂。

今日は被写体がいないので
メモリーショットは、ビールで肩代わり。

山頂の気温は、3度を指している。
風がないので寒さを感じない。




下山は、石ブテ尾根を考えたが、空が今にも泣き出しそうな気配だったので
青崩道にした。







下山は、登山道を覆う植林杉の枝枝が雨を遮ってくれたので
雨が降っていても雨足をあまり気にもとめなかったが
植林帯を抜け出て車道に出ると、雨足が強くなっていた。

午後2時15分、下山。
  1. 2012/01/22(日) 00:57:31|
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大御影山スノーシュハイキング 12.1.8



▲雪化粧した円弧のラインが美しい!
大御影山ってあまり馴染みのない山なのだが
冬期は雪が深くて今津の方からはアプローチが難しいので、美浜経由で取り付くことにした。
7日の夜、取り付き場所に近い某所でテントを設営し
8日午前7時45分レディゴー。
● ● ●

大御影山の標高は950m。
取り付き地点が150mなので、標高差800mは
低山といえども手強さを感じる。
そして取り付き地点からスノーシューを装着しているので
どのくらい時間を要するか解らない。
とりあえず正午をめどに今回の山行をタイムオーバーとすることで臨んだ。

取り付き地点から80m前後の急斜面を登れば
歩きやすい尾根筋に乗るのだが、新雪のパウダー状の雪は堆積した下部が
しまっていないのでスノーシューを履いていても結構沈んだ。




尾根筋には誰のトレースもついていない。
トレースをたよりに歩くのではなく、
自力でルートを作っていくという楽しさも加わって気持ちは弾んだ。

稜線に乗ったからと言っても、ほぼ登り一辺倒の行程なので
吐息は荒く、大きく肩で息をする。
ラッセルは、それぞれの判断で交替しながら進んだ。




植林帯を抜け高度を稼いでゆくと、立木も疎らになり、曇ってはいるが明るくなった。
どれほどの雪が堆積しているのか解らないが
低山とは思えない雪山の世界が広がっていた。
さすが雪国の山だと思った。







休憩は雪のない季節の山行と違って多めにとった。
曇天下の山行であるが、幸い風がないので歩く条件としては申し分なかった。




立木にできた樹氷のトンネルを潜ってゆく。
時には、ヤブ状の立木もあったが
深く埋もれているのであまり苦にならない。




雪に埋もれてしまった低木。何の木なんだろう。




812mのノロ尾への登りはややきついが、そこを抜けると
広くて立木も少ない全方位眺望okの空間が広がっている。
北に若狭湾、南東に琵琶湖、そしてさらにその奥に聳立する伊吹山が険しそうな稜線を描いている。










頭上は、風雲急を告げるように雲の動きがやたらにめまぐるしい。




ノロ尾を過ぎると、尾根筋は広くて、眺めもよくて快適だ。
そしてH850あたりで昼食タイムに。(午後12時30分)




今日のメンバーは




ハラッチさん、すみこさん、yassan、小生

予定の大御影山はP930の背後にガスがたなびきながら見え隠れしている。
そこからはそんなに時間はかからないだろうが
広がる景色もあまり変わらないだろうの判断の下
タイムオーバーなので
昼食地点で山行の継続を中止することにした。




下山は、透き通ったような凛とした空気の眼下に広がる風景を愛でながら降りてきた。




そして、めまぐるしく変わる頭上にこんな青空がのぞくシーンもあった。










駐車地点までの80m足らずの斜面の激下り。
スノーシューを履いていると、雪が柔らかくなったこともあって
僕のスノーシューはエッジが利きにくいので
ツボ足で降りることにした。
慎重に歩を運んでいても、膝あたりまでズボッとはまることが何度あったことか。




午後3時30分、下山。



  1. 2012/01/09(月) 17:26:29|
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