ヴァリエーションが好きやねん vol.2

堂満岳ルンゼ 12.2.19




先週に引き続きブログ友達のてでぃさんの水先案内人で初めての堂満ルンゼへ。
そして今回はてでぃさんのブログ友達で強力のしげさんも参加することになった。

無雪期の堂満すら行ったことがなかったので
高まる気持ちを抑えながら臨んだ。

● ● ●

JR比良駅で集まったてでぃさんチームの面々と我がチームの面々のHN紹介を終えたあと
イン谷口へ向かってレディゴー(8時50分頃)。

白い雲がたなびく青空をバックに堂満岳のピークにガスがまとわりついているが
堂満岳のピラミダルな稜線が確認できた。
そしてルンゼをつめたあと、あのピークに立つんだと。




イン谷口まで積雪の多さを物語るように
立木の枝枝に新雪がぶらさがり、さながら贅沢な散歩道を行くような気分にさせられた。




堂満ルンゼまで3つの堰堤(僕の記憶違いでなければ)を通過した。








ついに第一ルンゼに入って行く。
随所にむき出しの岩があるのかと思っていたのだが
谷はすっかり雪に埋もれてしまって、ちょっと拍子抜けの感が。

中央リッジ?に若者3人組が取り付いていた。
彼らを横目に、雪で深く埋まった傾斜のある谷を行く。




最後尾を歩いていたので、先頭でラッセルを誰がしているのかわからない。
若さ(僕たちと較べてと言う意味で)にものを言わせて
40代のしげさんとまるさんが両車輪となって頑張ったみたいだった。




それでもてでぃさんのゲキのもと
参加者全員が一度は先頭に立ってラッセルのえらさを味わった。




ピッケルの両端を持ち、振り下ろすように差し込み
その反動で体を前に押しやり
両足は膝から臑で雪を押さえ込むように進むのがラッセルの仕方だと。(てでぃさん曰く)




終止最後尾を歩いていたが、先頭に一度だけ立たせていただき
ラッセルなるものを初体験させてもらったが
深雪を前にするといかに人間の体力がひ弱いものであるかを味わわされた。




トレースから2~3m離れて縦隊の様子を横からカメラに納めたかったのだが
雪の深みに足をとられてその2~3mすら自由自在に足を運べなかった。







ガスがかかっているが、頭上が明るくなってきたのでピークが近いのが解った。




ヤブみたいな所を抜けるとそこが堂満岳のピークだった。




13時5分、堂満岳ピークに立つ。

そしてメモリーショット。




今日の仲間は前列右から、まるさん、北岡さん、伊東さん、てでぃさん
後列右から、ハラッチさん、すみこさん、yassan、なためさん、ジャンパパさん、しげさん、小生

風を避けるべく、北西に50mほど下ったところで昼食タイムとなった。




食事をしている目の前を30名ぐらいを引き連れた豊中の山岳会が堂満岳の方向に
進んで行ったがなかなか壮観だった。

下山は第三ルンゼから。
上から見た感じでは上ってきた第一ルンゼと遜色ない傾斜感。
「ええっ、ここを降りるのっ?」と言うのが正直な気持ちだった。




一気に降りてゆく先頭。
深雪のトレースの斜面って、下降も最後尾はラクチンだと思ったが意外とこれが手こずった。
アイゼンをつけているにもかかわらずヒールステップで降りれない。
故に、何度も滑りかけバランスを崩しかけた。







午後4時、トイレ前で装備をとく。

そこから比良駅まで風邪気味の体には少し長かった。(笑)




振り返れば、今日一番の青空が広がっていた。
もう春の足音が聞こえるような青空だ。



  1. 2012/02/20(月) 18:41:22|
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釈迦岳 12.2.11



▲ヤケオ山と釈迦岳の間にあるガレ場に張り出した雪尻

ブログで交流のあるてでぃさんと次週、堂満に行くことになっている。
その前に釈迦岳に行かないかのお誘いを受け行くことになった。

そのてでぃさんのブログは
http://blogs.yahoo.co.jp/teddys_boss

HPも作成しておられます。
http://himejima.net/teddy/

● ● ●
てでぃさんと顔を会わせるのは、実に一年ぶりのことである。
てでぃさんチームの参加者は、4名。
僕のチームの参加者はキャットさん。
互いにHNの紹介をし、午前8時過ぎ、北小松の駅をレディゴー。

揚梅の滝に向かって進む。

取り残された柿の実に雪が纏いつき
柿のオレンジが絶妙の光彩を放っていた。

揚梅の滝は豊かな水を落下していた。
凍れば青い光線を放つのだろう。
その滝の前を足元を濡らさないように渡渉した。




涼峠で一本とる。
南西の視界に入ってくる稜線が美しい。







ヤケ山を過ぎたあたりでアイゼンを付ける。

先行者のトレースはあるが、単独のものらしかった。

新雪の下は締まっているので過酷なラッセルを強いられるほどの積雪量は感じなかった。










11時45分、ヤケオ山。先行者一人。
標識の埋まり具合から判断すると、積雪量は1m20~30か。

下山はここから南東尾根を使うことになるので
トップを歩くジャンパパさんが目印になるようなトレースを付けに行った。
当然のごとく、その尾根にはなんのトレースもない。
あったのは、ウサギかなにかの足跡のみ。




釈迦岳に向かう稜線にガレ場があり、雪庇が大きく張り出している様が異様さを伴って視界に入ってくる。

過日の秋田県での雪崩事故の記憶が生々しく残っている。

できるだけ立木に沿って歩くようにと最後尾を歩くテディさんからゲキが飛ぶ。
そしてできるだけ直線的に歩くようにと。







ジョーズの口のように大きく開いたような雪庇。
崩れる時は一瞬なのだろう・・・。




釈迦岳12時40分。
そしてメモリーショット。



向かって右から、マルさん、てでぃさん、ジャンパパさん、くま吉さん、キャットさん、小生

釈迦岳のピークで北西の風を避けるべく雪壁を作り、昼食タイムに。

大きなザックを背負った5~6人のパーティがやってきた。
聞けば、八雲でテントを張るらしい。
年齢は僕と同じくらいか、すこし上ぐらいの一行さん
ザックは70L以上と見た。
年齢と合わせて考えると、『ファイティン!』のエールを送りたくなった。

青空が広がる北の方に目を転ずると、蛇谷の山容がはっきりと浮かび上がっていた。




おだやかな山頂で一時間前後くつろいだあと、ヤケオ山まで来た道を下って行く。
ジョーズの口のような雪庇は下山時ではまた違う印象を。










ヤケオ山からH761の小ピークを目指して南東尾根を下ってゆく。
70から80mくらい下ったあたりで、前方に進路を遮るような
小高く堆積した雪庇らしき小高い曲線が出現。
況んやその曲線の向こう側がどのようになっているのか解らない。

雪庇を横から見れば、それが雪庇なのかどうか一目瞭然なのだが
それ以上直進することができなかった。
その小高く堆積した雪庇のようなところを左に大きく迂回することになったのだが
この迂回が今回の山行の核心になるほどのトラバースを強いられるとは思わなかった。
(水色あたりが小高く堆積した雪庇のようなところ。オレンジのライン方向に下る予定だったのが。)

そしてH761に向かう稜線が視界に入って来た時、どれだけ人心地をついたことか。






▲急斜面のトラバース

H761からは広い尾根を南へ南へとヤブの中をどんどん下って行くと
雪に埋まった登山道に出くわした。
「やったぜ、ベイビー」と言ったところだった。

午後4時50分。
林道上に座り込む(緑の丸印)などして汗まみれの服を着替え、日没間近の近江舞子の駅に向かった。



  1. 2012/02/12(日) 17:55:11|
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