ヴァリエーションが好きやねん vol.2

能郷白山 12.3.18




金曜日の時点での本巣市の天気予報は、曇りで降水確率40%。
それが土曜日の朝になると、なんと晴れマークが出て、降水確率10%に豹変。
これは行かなくちゃ。

● ● ●

土曜の夜、某所で快適な一夜を過ごし、翌朝4時に起床。
まだ闇夜の中を能郷谷の林道ゲートに向かって車を走らせた。

林道ゲートのずっと手前で車の底をこするような堆積した雪が出てきた。
四駆なので無理に行こうと思えば行けないこともなかったが
その先がどのような状態になっているのか見通せないので
安全策をとって少し引き返し、数台の車が停めれるスペースがあったので駐車した。

そこにはすでに能郷白山のことに精通していそうなパーティーが準備をしていた。

5時15分レディゴー。

予定ではゲート前から登山口までの林道歩きを一時間することになっていたが、
駐車地点から登山口まで計算違いの二時間近くの林道歩きを強いられた。
(まだ往路はよかったが、下山してからの林道歩きはこたえた。)

7時15分、登山口。

雪解け水が絶え間なく流れて、渡渉するのにいやらしい所。
一人が片足を濡らしただけで済み全員が無事クリア。




渡渉を終えたところで、全員アイゼンを装着。
そしてそこからいきなりの急登が続く。

登山口から300mほど高度を稼ぐと1020mあたりで再び林道が出てくるが、
その間、息をつく暇のないほどの急傾斜が続いた。




地肌と雪のコントラストが絵になるような美しさを呈していた。
そして地肌の露出部分を見ると奥美濃の雪深さを思い知った。







9時林道出合。
林道出合では先行パーティが休憩をとっていた。
今日のパーティは僕たちを含めて4パーティ。

一休みしてから仕切り直しのように前山を目指すが、急傾斜はさらに続く。
前日雨が降ったにもかかわらず、雪は腐ったような状態を呈していない。
新雪のように沈むことはないが、やや硬めの気持ちのいい雪だった。

頭上を見上げても待望の青空の広がる気配はない。
雨が降らないだけでもよしとするか。




高度を稼ぐと積雪も一層多くなった。
張り出した厚い雪庇を見ると大きなもので2mを優に越えていた。







登って来た斜面を振り返るとなかなかの傾斜感。
青空はないが空気の澄んだモノトーンの視界が広がる。













前山、11時。
前山からピークまでは歩きやすい稜線が続くが、ピークまではあと一時間はかかるだろうと踏んだ。
想定外の林道歩きがあったので、急がなくちゃ!!!







目を虜にするような視界が広がるが、雲行きが怪しくなって来たので
山座同定をするほどの時間的にも、精神的にも余裕がなかった。




行く手にガスが漂い始める。
眺望のよさを求めてきたのに至極残念であった。




ピーク直下の最後の急斜面。
ここを乗り越えればピークは平坦だと自身に言い聞かせるが
今日はなぜか登りはじめから体調が芳しくなく、
自分でも情けないほどにリズムよく歩を進めることができなかった。

足取りが軽快だったのは、すみこさん。
さすが、毎週のように遠くの山を求めて歩いている成果が歴然だった。

ホワイトアウト寸前の状態の中、這這の体の僕は最後の力を絞り出すように
肩で大きく息をしながら進むのがやっとの状態であった。




能郷白山、12時10分。

ピークの標識が見当たらない。
食事をしている先行グループの人たちにそれを聞くと雪の下に埋もれているとのこと。

ピークの標識がないのなら、ピークを踏んだ証を求めて
ピークの北西に鳥居があるので行こうとしたが、
あまりにも視界が悪いので断念した。

視界の悪い中、メモリーショット。




今日の仲間は、キャットさん、なためさん、はらっちさん、すみこさん、小生

メモリーショットを納めると、早々に食事のできるところを求めて
登って来た道を引き返した。

ガスの晴れ間に鮮明なほどの視界が広がると思わず立ち止まってシャッターだけは押した。




気温の上昇とともに緩み始めた踏み跡に足を取られながらの下山であったが
登りのことを考えると頗る軽快に登山口まで下りることができた。

そして、やっかいな登山口前の渡渉シーンの再現である


16時20分、全員渡渉終える。
17時20分、林道ゲート前通過。
17時55分、駐車地点。

林道ゲートから駐車地点までは、疲れていたにもかかわらず
早足で歩いたこともあって、予想よりも時間を短縮できたが
汗を流すために谷汲温泉に立ち寄った時には
腰から下は身が入ってパンパンの状態であった。



  1. 2012/03/19(月) 22:35:45|
  2. 福井・奥美濃・湖北の山々
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10

竜ヶ岳 12.3.4




竜ヶ岳山行の計画を立てた時点での僕のイメージは
春の陽光が残雪のピークの円弧に映えるのを期待してのものだったが
午前中いっぱい天気が持つだろうとの予測とはうらはらに
最近では経験したことのないどろまみれの山行になった。

● ● ●

近鉄奈良線「布施」駅前で午前6時15分に待ち合わせをして、
メンバー8名が2台の車に分乗し、名阪経由で宇賀渓駐車場へ。
8時30分過ぎに、駐車場着。
9時前、登山届けを出し、レディゴー。

宇賀渓谷に沿って進んで行く。

金山尾根への取り付きを見過ごして行きつ戻りつをした。
強引に踏み跡のうすいところから取り付くことに。

しばらく行くとしっかり踏まれた登山道に出くわしたので
強引に踏み跡のうすい所からわざわざ取り付かなくてもよかったのにということに。(反省)







金山尾根は歩きやすくて、きれいな尾根であった。
高度を稼いで行くと、くたびれた残雪が出てきた。
積雪の多い時期にスノーシューで歩けば快適な尾根なんだろう。




このあたりは、シロヤシオの花が見どころだと言う。
好きな花の一つだけに、機会があれば春先にもう一度来たいと思った。







下山時に周回する遠足尾根が視界に入ってきたが
あいにくのガスのためすっきりしない。
遠目に見るかぎり、なだらかな稜線なので下りに使うと楽なんだろう。




視界不良に加えて、小さな雨滴を感じるようになった。
もう少し天気は持つだろうと思ったが、ザンネンムネン。







ガスと横なぐりの風雨。
ただ、あまり寒さを感じなかったのが救いだった。




12時15分、竜ヶ岳ピークを踏む。
あいにくの天気のため、ピークを踏んだ感動もない。

それでも恒例のメモリーショット。(笑)



今日の仲間は向かって右から、すみこさん、ハラッチさん、なためさん、
伊東さん、キャットさん、SONGIさん、YASSAN、小生


山頂では、風が強く、昼食もままならないので
昼食場所を求めてそうそうにピークをあとにした。

斜面の雪の下は、クマザサ。
足の置場を誤ると滑りやすそうになった。
また、一瞬ホワイトアウトかと見まがうような時もあったので
できるだけメンバー全員固まって歩くように心がけた。

ピークから北東へ下った辺りで、昼食をとるのにふさわしいところがあったので
3枚のツェルトをつないで雨よけのタープを作りその下で昼食となった。







下山の遠足尾根の足元は、すっかりぬかるみ状態と言っても過言ではないほどの最悪の状態。
スパッツはおろか、雨合羽の太ももあたりまで泥が跳ね上がり、こすれてドロドロの状態であった。
また誰一人尻餅をつかなかったのがスゴイ!!(笑)




予想だにしない展開の山行になったが、
悪条件の下での経験もしておかなくてはいう声が支配的だったのが救いだった。(笑)



  1. 2012/03/05(月) 22:53:18|
  2. 鈴鹿の山々
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:20