ヴァリエーションが好きやねん vol.2

赤坂山~三国山周回 12.4.28



▲奇岩が目をひく明王ノ禿

お花を見に行かないかとすみこさんからお誘いメールをいただいた。
赤坂山は行ったことのない山だったので、
お花にはもともと関心のない僕だけれど、興味がてらに行くことにした。

● ● ●

白銀の世界はすっかり芝生の世界に変わってしまっていたが
マキノスキー場は手入れが行き届き気持ちのいい景観が広がっていた。

9時レディゴー。




僕にとって、赤坂山はスノーシューハイキングの山というイメージが強いが
お花好きの人にとっては、四季折々の色々なお花を見れるところでもあるらしい。

すっかり初夏のような天気で、日差しがきつい。
残雪が所々にあったが、今冬の積雪の多さを物語っていた。

沢を渡渉するところでは、雪解け水が気持ちよく流れていた。




大峰・台高にあるようなブナの大木はお目にかからなかったが、
ひと際目を引く新緑をまとったブナの木があった。
総じてブナの木は、細くて小さいなというのが印象として残った。

またこの辺りはサラサドウダンの花が一斉に咲き誇る所らしい。
あと2週間もすれば登山道はサラサドウダンの回廊にかるかも・・・。




腐った雪とはいえ、こんなに残雪があるとは思ってもいなかったので
雪があるだけで気持ちがすこぶる嬉しくなってきた。




粟柄越からは高原のような視界が広がっていた。
赤坂山のピークは目前で、なだらかな登りが続いている。







赤坂山、11時10分。

ピークは人気の山らしく、思い思いの時間を過ごしている人たちがいた。

赤坂山からは、若狭湾、金糞岳、伊吹山が一望できたが
白山は霞んでいて確認できなかった。



今日のメンバーは、すみこさん、ハラッチさん、小生

赤坂山から明王ノ禿を見ながら北東に下って行くが
この明王ノ禿は、風化した岩肌を曝け出して荒々しい雰囲気を醸し出している。

明王の禿の南斜面にイワウチワの群生があったが、
咲きっぷりは少し早かったなぁの感じだった。




明王の禿を過ぎたあたりから赤坂山を振り返ると、
気がつかなかった送電線がやたらに目に入って来た。




三国山分岐付近の残雪が多くあるところでは、トレースはあるもののGPSを頼りに歩を進めた。
トレースは、錯綜気味だったのでGPSや土地勘がなければ、
少し迷いやすそうなところだった。







ピーク直下の登りは急斜面で、加えて
低木の枝枝をかき分けるように進まなければならないのがいやらしかった。

三国山、12時30分。
赤坂山と違って、三国山まで足を伸ばす人たちは圧倒的に少なかった。




下山は、黒川越を経由して林道歩きを。
今回もまたまたこの林道歩きが長かったぁ!!!




黒川越にあった高島トレイルを説明する看板。
これを見ていると、秋になったらチャレンジしようかなと!!!




足の裏が少し痛くなるほどの林道歩きをこなし
15時30分にマキノスキー場の駐車地点に。



  1. 2012/04/30(月) 01:01:17|
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葛城山でボッカトレ



▲葛城山頂間近の稜線を歩く子供たち

日曜日にGWに備えてのボッカトレを鈴鹿でやる予定にしていたのだが
あいにく天気予報が芳しくなかったので金曜日の時点で山行を中止にした。

● ● ●

土曜日の朝7時30分頃、起床。
西の空を眺めると青空が広がっている。
これならGWにそなえてのボッカトレをできると合点し、朝食もかき込むかかき込まない内に
手軽に行ける葛城山へ。

金剛山に比べると、葛城山に登ることは少ない。
そして青崩道から登ったのも数回ぐらいの記憶しかない。
僕にとって葛城山は、二上山からダイヤモンドレールを歩き
金剛山へ行くか、あるいは水越峠止まりで山行を終える通過点のピークになることが大半であった。

ボッカトレと言っても14キロくらいのザックなので本番のための慣らし程度の重さである。
本番と同じかそれ以上のボッカをして足腰を痛めてしまっては元も子もないので
僕の場合は、本番よりやや軽めのボッカで体を慣らすようにしている。
そしてこれまでもそのやり方でことなきを得てやってきた。

9時30分に水越峠手前の車道に車を停めた。

青崩道からのルートは、記憶にほとんど残っていないほどなので
歩を進めて行くと視界に入ってくるものが新鮮に写った。
意外と登山口から急な登りが続いたので
30分も経過しないうちに足取りが止まった。
たかが14キロくらいのボッカで、
10分歩いては立ち止まり肩で大きな息をして呼吸を整えて、また歩き出すを繰り返した。
普段軽量化をはかるあまりボッカ力のない自分が情けなかった。

それでも中高年のパーティーを2組ほど追い越した。
いや追い越したというより、花を鑑賞するために止っていたので
追い越しただけである。(笑)




金剛山と比べると人の影が疎らである。
途中で言葉を交わした人は金剛山より葛城さんの方が展望がいいので好きだと言っていた。

このブログにアップする僕の写真のポイントは、
風景とパートナーの融合を強調するようにしているが
今日はいつも同行するパートナーもいないので平凡な写真ばかりである。

それでもその中で季節感のあるものをわずかばかりアップさせていただいた。
さもなくば、次のGWまで僕のブログは
シャッター通り商店街みたいになりかねないから。(笑)



▲5月になるとツツジで真っ赤に染まる斜面



▲今年はじめて目にするミツバツツジ



▲水越峠のヤマザクラ



▲水越峠のモクレン

わずか4時間半あまりのボッカトレであったが
春の陽光を浴びながら立木の枝々に膨らみ始めた芽鱗を愛でることもできたし
ふくらはぎも少し張り気味なのを覚える程度のボッカトレにはなったので、
体をならすという目的のトレーニングはできたのでまあよしとするか。(笑)
  1. 2012/04/22(日) 20:08:31|
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越前甲(えちぜんかぶと)12.4.8




今シーズン行った雪山は、ことごとくモノトーンの世界に覆われた。
モノトーンのその先にある蒼穹の世界に触れたくて今回の山行を企画したが
雪山歩きの締めくくりとしては、
雄大な白山の眺望も得ることもできて満足のゆく山行に終えることができた。

● ● ●

登山口は野向町横倉。午前7時前にレディゴー。

今冬の積雪の多さを物語るように除雪された雪が堆く道の両側に積まれていた。

前夜は季節外れのボタン雪が舞っていて、
果たして今日の山行がどうなることやろと心配したが
ボタン雪は杞憂に終わってよかった。




当初の予定では、八反の滝横から尾根に取り付いて
越前甲のピークを経由して夏道を下ろうと計画していたが
気温の上昇のことを考えると、
痩尾根の続く周回は雪崩のリスクが多いので夏道をピストンすることにした。




行手に822のピークが出現。
そのピークを巻くように峠から越前甲に伸びる稜線を目指すが
先行者のトレースがあったので
安直にトレースを頼りに峠を経由せずに稜線に出た。




前夜勝山市内でボタン雪が舞っていたので
山間部でもそこそこの雪が降り積もっているだろうとの予測はついたが
稜線上は予想以上の快適な新雪が積もっていた。




耳をつんざくような轟音が入ってきた。
その方向に目を転ずると小さな雪崩が岩峰から落ちていた。
そしてその音は場所をかえて3回ほど聞いたであろうか。




頭上は雲ひとつない蒼穹が広がる。
加えて風もなく暑くもなく最高の山日和である。

傾斜の立ったところでは
アイゼンの前爪をしっかり新雪の下の凍結した斜面に蹴り込んで行く。




視界の向こうに銀杏峰(げなんぽう)が見える。
銀杏峰を誰が「げなんぽう」って読めるだろうか。
その銀杏峰もなかなかの魅惑的な山みたいである。




モノトーンの世界は要らない。
青と白のコントラストのきいた世界。
それが僕の希求してやまない雪山である。




白山から経ガ峰、そして荒島から銀杏峰まで目を虜にするような
パノラマの世界が広がる。
(写真のパノラマは白山から経ガ峰)




前方にピークが見えてきたが、それは偽ピーク。
その向こうに越前甲のピークが。







痩尾根を行く。
雪庇の下にその痩尾根をなぞるような一本の鮮明な線がピークに向かって続く。
雪庇が大きく張り出すような時は、気の抜けない所だと思った。




ピークが見えてきた。
疎らな人の姿を確認できるが、山スキー目当ての人が何人かいた。
途中、言葉を交わした単独の山スキーを愉しんでいる30歳代らしき人は
僕たちがピークを踏むまでに下降しては登るを3回繰り返していたので
そのパワーには脱帽した。




ピーク11時10分。

標高たかだか1319mの山なのに標識が雪の下に埋もれてしまって見当たらない。
四月だというのに雪解けが進まず、いまだそれが雪の下に埋まっているとは・・・。

ピークは無風で穏やかで、眼前に広がる景色に歓声を上げながら
デーンと腰を落ち着け食事タイムとなった。
ピークで寒さを気にしないで食事をするのは何時以来だったっけ。
思い出せないぐらい今シーズンは天候に恵まれなかったが
今日ばかりはこれまでのモノトーンの世界を払拭するような青空が広がっていた。

今日の仲間は




ハラッチさん、キャットさん、なためさん、yassan、小生

手に取るように間近に白山を眺めたのは初めてである。




たまには後姿で美姿と(ビシッと)決めようか。
何を語る・・・。




ついでに(笑)メンバーの後ろ姿も。




下山は、再度雪庇をなぞるような線を愛でながら足取りも軽快に!!!




メンバー思い思いに雪と戯れる。




下山14時10分。
下山後は、勝山市内にある勝山温泉水芭蕉で汗を流し、帰阪へ。



  1. 2012/04/09(月) 20:37:53|
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