ヴァリエーションが好きやねん vol.2

今古川遡行 13.9.14



▲裏見の滝に回り込んで

昨年、雪渓のために撤退を余儀なくされた小仙丈沢の計画を立てたが
13日の金曜日のお昼に天気予報を見ると、14日の長野県南部の降水確率は40%に上がっていた。
さらに、雷にも注意とか。
そんな状況に、計画者としては二の足を踏まざるをえない。
次回、小仙丈沢にチャレンジする時は快晴の日限定と心に決めていただけに
余計気持ちが萎えてしまった。

13日の夜、重い気持ちを引きずりながら集合場所に向かう。
参加者に、小仙丈沢の天気の状態が芳しくないこと、
そして予定を変更して今古川に変更したいことを伝えると
みんなオッケーだと言う。
しかし、今古川の名前を知っている者は誰もいなかった。(笑)

僕自身も地形図にたどるであろうルートを鉛筆でなぞり、
GPSは持参したもののルート図さえ入れていないお粗末さ。
いや、時間がなかったので準備できなかった。
小仙丈沢は準備万端だったのだが・・・。

● ● ●

13日の夜、三方の某所で幕営。
翌朝、幕営地近くのだだっ広いコンビニの端っこに車を駐め入渓地点に向かう。

大きなダムのような堰堤が現れたが
右へ行くのか、左へ行くのかわからない。
堰堤の左岸に階段があって行けそうだったので
階段を上って行くが、登りきったところで行き止まり。万事休す。

堰堤を少し戻ったところに整備された登山道があった。
林道を歩いてきた時にだれもそれに気づかなかった。
なぜだろう・・・。

堰堤を大きく巻くように道が続いている。
はたしてこの道は入渓地点に続いているのだろうか。
刹那、不安になる。




今古川に流れ込む枝沢に降りて来た。
その枝沢を下っても今古川に降り立つことができるのだが
歩きにくそうな感じだったので
踏み跡の薄くなって来た登山道をさらにトラバース気味に進むと
今古川に降り立つことができた。

入渓準備をして、8時過ぎにレディゴー。

入渓した所は、少し暗めの沢かなという感じ。
サングラスをしているから余計そういう風に感じたかも。(笑)




前日に雨が降ったのか、水量は多そう。
進むと、5mほどの滝が次から次へと出て来る。

コリャ、オモシロイワ!!!







巻いてもよし、水を浴びながらシャワークライムしてもよし。
ここの沢で気づいたのは
大峰・台高にあるような深い釜とか淵がないこと。

5mほどの滝が多いだけに釜を擁している滝でもあれば
足を滑らせても釜が受けとめてくれるからもっと攻めの遡行を出来るかもねと。




メンバーの中でやけに積極果敢さが一番目立ってた人。(笑)




裏見の滝。(9時30分)
今古川で一番ホットなセールスポイントになるところ。

滝の右側から4mほど登れば滝の裏側に回り込め
裏側から見る景観はなんとも言えない雰囲気。
冒頭イメージ写真がそう。

この滝を前にしてちょっと長めの休憩タイム。




その裏見の滝の前で恒例のメモリーショット。




今日の仲間は、なためさん、ハラッチさん、キャットさん、ミントさん、ユーエス

さてこの滝をどういう風に攻略するか。

なためさんは、滝を中段まで登り、滝裏を通って左壁の方から登ってみるという。
(結果はそれが正解みたいで、他のレポも滝裏を通っていた。)

残りのメンバーは、左岸にも巻いたような踏み跡があったので
左岸から大きく巻いて行く。

裏見の滝の上に、マンホールの蓋をも持ち上げるような勢いのある
沸き出しているちょっと変った滝もあるのだが
その滝も一気に巻いてしまった。

裏見の滝以後は、しばらく退屈しそうな渓相が続く。

もう滝も終わりかなと思っていたら
沢のメリハリをつけるような5mほどの斜瀑が出現。

この斜瀑ではじめてザイルを出して全員チャレンジ。







水線も細くなってきたあたりから
シダが生い茂る中を進んで行くが踏み跡はうっすらと識別できた。

650mあたりの1:1の分岐で
右へ行くか、左へ行くが判断に迷った。
(結果論だが、どちらへ進んでも林道には出たはず。)

雲谷山、13時30分。




雲谷山からは明瞭な登山道が続き、三方石観世音15時40分。

さあ、ここから車を駐めてあるところに戻るのが大変だと思っていたのだが
三方石観世音の関係者にタクシーの手配を頼んでみたら、すぐ来てくれるという。
しかも来たタクシーが5人乗りのタクシーだったので大助かりだった。

車の中には小仙丈沢行きのすき焼きの食材が積んである、たいらげなくっちゃ。
大阪に帰るには、十分時間はあった。
きららの湯に入って、沢でしみこんだあの臭いを洗いおとす。
再び幕営地近くに移動し、車を駐めた駐車場の片隅ですき焼きを囲んで今古川の一日を振り返った。





  1. 2013/09/15(日) 14:53:32|
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