ヴァリエーションが好きやねん vol.2

勝負塚山 13.12.15




一年の山行の〆として納山山行と銘打ち
いつもならテントの中で鍋を囲むのだが
今年は趣向を変えて川上村の匠の聚(たくみのむら)のコテージを借りることにした。
暖房、寝具付きで築後まだ日の浅いコテージは快適だった。

● ● ●

日曜の朝、匠の聚から上多古の取り付き地点に車を走らせるが
20~30分かかっただろうか。

上谷の分岐に車を駐める予定だったが、車止めのゲートがなかったので
橋の手前まで車で入って行くことができた。
これは林道歩きをしないで済んだ分、すこし得をしたような気分になった。

7時45分、勝負塚山へ向かってレディゴー。
橋を渡って、イツボ谷に沿って足を運んで行く。
透明な水をたたえる沢は凛とした冷たさが伝わってきた。

堰堤の横に架設されていた鉄製の渡し廊下が見るも無惨な状態を曝け出していた。
そこから少し急斜面を登りきると水平道がしばらく続く。




水平道にいやらしい所が2ヶ所。
一つは、水平道を寸断するようにある小さな滝の下の渡渉。
足下が濡れているので念のためザイルを出そうかと考えたが
ザイルを出すこともなく全員通過した。

もう一つは、雪をかぶった木製の梯子。
湿っていて滑りやすそうなのでゆっくり足を運んだ。




水平道が終わると、そこから植林帯の急斜面へ突入。

高度を稼いで行くと登山道はすっぽりと雪の下。
トレースもないので頼りは、赤いテープとGPS。

赤いテープが適当な間隔で目に入って来たので
そのテープを目安に登って行ったが
途中からそのテープが見あたらなくなった。

迂闊だった。
あらかじめGPSに入れておいたルート図が間違っていたのである。
そのルート図は、ネット上にあったトラック図を変換したものであるが
もう少し吟味しておくべきだったなと。

尾根斜面が広いので進むべき方向を定め
軌道修正を図りながら上を目指すことにした。

ルートを若干はずしているのでちょっと厄介なところもあったが
できるだけ全員が登りやすいところを選びながら進んで行った。

再び赤いテープが目に入って来た時は、一安心といったところだった。




5合目の道標まで来ると、解りやすい尾根歩きが続く。
足下はすっかり雪山登山の様相。
新雪の雪が降り積もった状態なのでアイゼンを出すほどでもなかったが
新雪の下が凍っていたらアイゼンの出番だったか。




晴れていれば大普賢や山上ヶ岳が望めたかもしれないがあいにくの空模様。
眺望は得られないが、思わぬ積雪にそれを帳消しにしてもあまりある楽しい雪山歩き。

眼前に鋭いピーク。
そのピークの背後に勝負塚山があるはず。
もう少しだ、ファイティン!!!




無雪期だったら、ヤブ山のような雰囲気。
シャクナゲの木がへたをすると顔を打つ。







ピッケルが要りそうな急斜面のトラバース。
滑り落ちれば怪我だけでは済まない。
ピッケルの代わりにストックで用を足す。










勝負塚山、11時30分。
顔をかすめる風が冷たいが恒例のメモリーショット。




今日の仲間は、キャットさん、ハラッチさん、なためさん、YASSAN、ミントさん、
すみこさん、山けんさん、小生            

メモリーショットを撮り終え、長居は無用とばかり
昼食場所を求めて下って行く。

風の通りが幾分弱まったところで、昼食タイムとし
お腹を満たしたあとは、自分たちのトレースをなぞるように下って行った。

15時、駐車地点。

勝負塚山は、奥駆道から少し外れた所に位置し、展望もあまりよくない山ではあるが
急峻なイメージを持つ山に魅力を感じるのであろう、そのピークを目指す好き者がいるみたいだ。
僕たちみたいに。(笑)

植林帯の急登の斜面は、楽しくはないが、
今回に限って言えば、想定外の積雪があって、ルートファインディングを楽しみながらの山行となった。



  1. 2013/12/17(火) 21:54:43|
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金剛山・クソマル谷 13.12.1



▲二つ目のクソマル滝

クソマル谷は、金剛山系で一番険しい谷らしい。
名前からして人を寄せ付けないようであるが・・・。(笑)
暑い時期は虫も多そうだし、敬遠していたが
ぐっと気温も下がった今の時期ならいいかなと思い
はじめての谷に足を運んだ。

● ● ●

久留野町の登山口から少し離れた所に車を駐めて
8時40分、レディゴー。

今日の同行者は、なためさん一人だけなので足取りは自然と速くなる。

ダイトレ方向の導標を無視して、谷に沿って林道を奥へ奥へと分け入って行く。
あまり人が入ってなさそうな雰囲気の道。




倒木があったりして、けっしてお世辞にもきれいな道とは言えない。
踏み跡があるところはそれをなぞって行くが
ないところは谷筋を右へ左へと渡渉を繰り返しながら進んで行く。




こんなところも!!!
倒木を潜ったり、跨いだりとまるでアスレチックの世界。




もうかんべんしてーと、口にしたくなるけど
ガマン、ガマン。(笑)




最初の滝のお出まし!!!
なかなかの高度感!!!

クソマル谷には三つの滝がある。

一つ目の滝は三段の滝になっている。
トラロープが設えてあるが、見た目以上に立っている。
しかも濡れているので慎重に登らなければ登山靴では要注意だ。
ホールドが枯れ葉に埋まっていると
それを手で払い、慎重に確認しながら攀じ登った。







二つ目の滝は一つ目の滝以上に立っている。










三つ目の滝にはトラロープがない。
沢靴なら滝横から登れそうだが今日はそれができない。
攻略を探していると、左岸にやはりトラロープがあったが
結構際どいところを巻くことに。

三つの滝とも他に同行メンバーがいると
ザイルを出して確保しなければやばいかなと。




三つの滝をクリアするとあとはダイトレ目指して這い上がるだけだが
谷筋は間伐された木で埋まっているので入って行く気がしない。
ならば、尾根筋に上がろうと。
これが結構な急斜面で、ひさびさに味わう沢遡行時の詰め気分。




11時30分、ダイトレに出ると、人の話し声が聞こえた。

少し早めの昼食となった。

缶ビールと思って買ったのが飲む直前に
ラベルを見て缶チュウハイだと気づくお粗末さ。
それでも冷えたチュウハイ、なかなかいけるやんと。(笑)

今シーズン、初めて目にする雪の残片。
あとひと月もすれば金剛山も樹氷で彩られるのでしょうね。




13時下山。

久しぶりにコンパクトな山行。
クソマル谷と格闘し、ウンがついたかもね!!! チャンチャン!!!



  1. 2013/12/03(火) 00:21:58|
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