ヴァリエーションが好きやねん vol.2

氷ノ山スノーシューハイク 15.1.25




氷ノ山のことを、地元にはウラとかオモテとか言う伝承があるらしい。
富士山のことを山梨と静岡で「表富士、裏富士」と呼称の綱引きをしているように。
今回は鳥取県側のわかさスキー場から取り付くことにした。

氷ノ山はいつも遠くから眺めるだけの山だったが
やっとそのピークを周回する機会がやってきた。

● ● ●

大阪6時発、中国縦貫道の佐用ICから鳥取自動車道を北上し
若狭スキー場が8時40分と随分と早く着いた。

9時10分にスタンバイし、2基のリフトに乗り継ぎ、1200mまで一気に上がる。
兵庫県側から取り付くと、このようには行かないので随分と楽である。

リフトから降りるとさっそくスノーシューを装着。
すでにいくつかのパーティが入っているみたいで
トレースがしっかりと付いている。
トレースの付いているところをなぞって行くのはあまり好きではないが
まあ、今日は仕方がないか。(笑)




頭上の雲の動きが急かしい。
太陽が顔を覗かせたと思うとすぐ雲が覆ってしまう。
青と白の2バイトの世界を求めてきたのに、ガマンガマン。




待望の青空が広がったけれど、まだまだ青みが足らない。




と思いきや、またまたモノトーンの世界。




気温の上昇もあいまって、エビの尻尾の付き方もやや控え気味。




氷ノ山のピークを踏むまで小ピークがいくつかあった。
ファイティン!!!




モンスターも衣を剥がれて、セミヌードの状態。(笑)
たっぷりと衣をまとったモンスターとの対面を期待していたのだが。




いやあ、ここは青空が欲しかったです。
広々とした雪原と青空は想像だけに終わった。




11時50分、ピーク。
避難小屋からはみ出て食事をするパーティを見て
中が一杯で入れないのかと思い、
僕たちはそれより下にある吹きさらしの展望小屋みたいなところで昼食をとることにした。

避難小屋の様子を見に行ったメンバーによると、
その中は暗いので、こちらの方がいいと。




午後からは午前中と打って変わって、青空が支配的になっていた。
その青空の下、ピークの避難小屋の前で恒例のメモリーショット。




今日の仲間は、教授、ハラッチさん、YASSAN、なためさん、小生

指呼の先に、核心のこしき岩。
事前に得ている情報では、その右側をトラバースしてゆくことになっている。




しっかりと付いたトレースに誘われるままに足を運んで行く。




こしき岩の上にたつと、その先はストンと落ちていて
スノーシューを装着したままでは降りることはできない。

しかし、誰かが降りた気配も残っていた。




ワカン装着のなためさんだけがそこを降りるという。

残りのメンバーはいくぶん戻って
こしき岩を左に見ながら急斜面をトラバースしてゆく。
そのトラバース斜面もわずかなつぼ足だけのトレースがあるのみ。
慎重に足を運んで行った。




こしき岩を降り立ったなためさんと合流して、曰く
ピッケルを駆使しながら後ろ向きに降りたとのこと。




核心部のこしき岩を振り返る。




自然のなせるオブジェが美しい。




氷ノ山越からは激下り斜面。
荒れ放題にトレースが付いていたが
メインのトレースはヒップそりをしたらしく
それはスノーシューには不向きだったので
トレースを避けて踏んでいないところを降りて行った。

傾斜も緩やかになってくると、気温も上昇し春山のような感じになってきた。




15時20分、駐車場。



  1. 2015/01/27(火) 00:11:18|
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釣瓶岳(アラ谷左岸尾根~アラ谷右岸尾根周回)15.1.11



昨年はアラ谷左岸尾根から比良縦走路に乗り、
武奈ヶ岳のピークを踏み細川尾根を下った。
その時、釣瓶岳方向へトレースのない縦走路を
若者達が颯爽と踏み分けて行く後ろ姿を見て、
是非今年は僕たちもと・・・。

● ● ●

細川案内所前に車を駐めて、9時10分レディゴー。
昨年歩いているが取り付きがどのあたりだったかはっきりと覚えていない。
とりあえず、道らしき形跡に誘われるに任せて歩を進めると
昨年歩いた記憶のない掘割道に誘導される。
いちおう取り付く尾根方向には向かっているので
そのまま進むことにする。

凹んでいた道が平になったあたりで
昨年歩いた尾根筋に取り付いた方が賢明かなとそれに取り付くことに。

振り返れば、今回歩いた方が大正解で
急斜面を喘ぎなら登るようなところもなかった。




足下にはちょっと水分を含んだようなような雪が積もっている。

30~40分経過した辺りで、スノーシューorワカンを装着。
スノーシュー組は2人、ワカン組は4人。




高度を稼いで行くと、スノーシューの沈み具合も深くなってきた。
最初はかかとぐらいまでだったが、いつの間にか膝辺りまでずぼっと。
雪の中にしっかり沈み込んだスノーシューを持ち上げるにのも
随分と体力を消耗する。
そして今日の雪はやけに重いなと。




先頭のスピードが落ちる前にリズミカルに早め早めに先頭を交替するようにした。




植林帯を抜けると、明るさが一気に増し
気持ちも晴れやかになる。

僕がトップに行くと、後続との間が一気にあく。
だけども長続きはしないので、すぐに沈没。(笑)







トレースのない斜面を僕たちだけで刻んでゆくこの快感がたまらない。
自然を独り占めしたような気分に。




青みの増した空をバックに煌めく樹氷が美しい。
そんな景色に触れたいがために雪山に足を運んでいるようなものだ。




右方向に比良の盟主、武奈ヶ岳が視界に入って来たので
縦走路は近い、ファイティン!!!




その武奈ヶ岳はいつ見てもかっこいい形をしている。
西南稜から眺める武奈ヶ岳と甲乙つけがたいなと。




形的には武奈ヶ岳とは比較するほどの秀でたものはないが
昨年縦走路に乗った時に、僕の心を捕らえた釣瓶岳。
その釣瓶岳を目前にした1070の小ピークに13時。
昨年より40分ほど余分にかかった。
雪質の重たさが影響したかも・・・。

今日は釣瓶に向かう縦走路にトレースがあった。
踏み固められたトレースを追うのはあまり好きではないが
さすがに今日だけはトレースがありがたいなと思った。
なぜなら、全員シャリばて寸前だったから。
このトレースがなかったらもっともがいていたかも。







P1030からコルに下って70m登り返すその間が
苦行のようなものを感じた。
一歩一歩の歩みが重いったらありゃしなかった。
シャリバテ対策を考えねば・・・。




そして皮肉にも樹氷やモンスターが美しいのに
足をとめてそれらをじっくりと愛でる気持ちの余裕がなかった。
と言いつつ写真だけは納めている。(笑)







13時20分、釣瓶岳ピーク。
眺望のきかないピークだったが
モンスターたちと恒例のメモリーショット。


今日の仲間は、YASSAN、山けんさん、ヨッシー、ハラッチさん、なためさん、小生

モンスターたちのおかげで風をうけることなく
快適に昼食を書き込む。
昼食タイム、30分足らずで切り上げ。

下山はアラ谷右岸尾根から。
こちらもノートレース。
ふわふわの雪をステップしながら下りて行く。
シャリバテも解消されて全員の足取りも軽い。

アラ谷右岸も植林帯に突入するまでの雪化粧をした自然林は美しい。







16時30分、スムーズに下山。




グリーンの線は昨年取り付いたところ。
  1. 2015/01/12(月) 23:18:47|
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