ヴァリエーションが好きやねん vol.2

茨川~藤原岳へ 15.5.23




昨年の残雪期に君ヶ畑から茨川を経由しての藤原岳を計画したのだが
タイムオーバーで茨川で終わった。
今回はその宿題を片付けるために
廃村茨川まで車で入ってゆくことにした。

● ● ●

滋賀県の林道を管轄する部署へ茨川林道の状況を電話確認すると
以前寸断していた林道は整備されて車は通行できるとのこと。

タイヤがバーストするような尖った砕石は転がっていないが
悪路には変わりなく、時速15キロぐらいで廃村茨川へ。
その先には進入できないギリギリのところに車を駐める。
100mほど先には廃村、
かつては集落があっただろうと思われる場所には
高校や大学の山岳部の小屋があった。

茨川の河原に降り立つとそこはどこかで見たような景色が。
そう、あの上高地の景色によく似ているなと。
誰かが言っていたっけ、鈴鹿の上高地だと。

蛇谷の出合まで何度も渡渉を繰り返す。
靴を脱がなくても渡渉できる程度の浅瀬。




蛇谷の出合からは沢を離れて西尾根へ。
この西尾根の自然林が実に素晴らしい。
カエデが多く紅葉の時期は錦繍の世界が織りなしていることだろう。

地形図を見ると、歩きやすそうな尾根筋であるが
けっこうな傾斜。




新緑のシャワーを浴びながら急登をこなしてゆく。




今日も誰にもあわない静かな山行。
人気のないところを選んでるんだもね。(笑)




今年初めて目にする山ツツジ。




高度1030のフラットな所。
指呼の先に藤原岳のピーク。
南には竜ヶ岳、北西には御池岳の眺めがすごくいい。




天狗岩。




初めて藤原岳の上に立つ。
雪の時期に来たらもっと素敵な景色に変っているんだろうなと。




道中誰にも会わなかったが、ピークは別。
展望台には幾つかの若者達のパーティが陣取っていた。
その内の一人にシャッターを押してもらい
恒例のメモリーショット。




今日の仲間は、YASSAN、ヨッシー、佐野さん、ハラッチさん、ミントさん、小生

エビネという希少品種のお花らしい。
同行者の歓声につられて写真を納めた。(笑)




下山は治田(はった)峠から廃村茨川へ。
ピークから治田峠まではなかなかの距離。
大きなザックを背負った若者が僕たちを追い越して行った。
また下見だという若者が反対方向からやってきた。
多志田山から藤原岳の登りはきついですねと。




治田峠からは谷筋へ。
足下にはヒルがダンスをしていたらしい、
僕は気がつかなかったけど。(笑)

10時に茨川を発ち、15時30分下山。
懸念していたヒルの被害にも遭わず
昨年やり残した宿題をかたづけることができた。



  1. 2015/05/26(火) 00:31:55|
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トサカ尾 15.5.10




久しぶりの週末、連ちゃんの山行である。
先週の縦走が天候不順のため不完全燃焼で終わったので
急遽山行計画を立てた。

● ● ●

R309沿いの発電所の建物が見える路傍に車を駐め、
8時ジャストレディゴー。

取り付きは発電所の裏手。
川迫川の転石の埋まった川原に降り立ち
踝まで浸かる水の流れのところを靴を脱いで渡渉。

発電所の裏手に回ると関電道があるので解りやすい。
すぐ横には手すり付きの石の階段もある。
僕たちはその石の階段を上って行った。
階段が絶えると稜線までは九十九折りの道。




トサカ尾の稜線の出合、9時。
ザックをデポし、空身でトサカ尾山に向かう。

剥き出しの岩場が出て来た。
登りはその左から。
※下りはその岩の間を縫って下りた。(写真右)




トサカ尾山のピークは立ち木に阻まれて展望がなかった。
それが解っていたらわざわざ足を運ばなかったかも。(笑)




トサカ尾山ピークのピストンに1時間要す。

迷ヶ岳までは解りやすい尾根道。
東側が植林で西側が自然林のところが多かった。
明瞭なよく踏まれた道だが、
ふわふわの落ち葉の下には踏みつけられていないギンリョウソウをよく見かけた。




残置ロープのある垂直に落ちた岩場。
4mほどの高さで残置ロープを持って降りることはできるが
女性陣には懸垂下降してもらった。







その岩場をやり過ごすと迷ヶ岳まではほぼ登り一辺倒だが
新緑の木漏れ日の下を歩くのが実に気持ちがよかった。










高度1500mあたりの自然林。
このあたりから稜線を外れて西に歩を進めると
石の双門があるはずなのだが・・・。
今回は時間がないので行かないが、機会があればそれを見に行きたいなと。




迷ヶ岳のピークは人気のない苔生したしっとりしたところ。




迷ヶ岳、13時。
そのピークで恒例のメモリーショット。



今日の仲間は、なためさん、YASSAN、ミントさん、佐野さん、ハラッチさん、小生

ピークを少し下がったところで少し遅めの昼食タイム。

下山は来た道を少し下り、
白子谷左岸尾根を経由し、塩壷谷右岸尾根へ。
その取り付きの尾根は少し解りにくいが、
その尾根にのれば随所にテープはあった。

途中、開けたところに鉄山から行者還岳、大普賢、稲村を見渡すパノラマが広がっていた。




迷ヶ岳からの下山に鉄山ルートがよく利用されているみたいだが
それだと結構時間がかかるので
どこか端折るところがないかとネットで探しているうちに
今回のルートのヒントを得ることができた。




15時50分、駐車地点。




  1. 2015/05/12(火) 21:58:58|
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燕岳 15.5.3




前回の八ヶ岳縦走以来40日ぶりの山行。
はたして17キロのザックを背負って歩けるのだろうか。
その間どこにも足を運んでいないので不安が頭をもたげる。
一週間前に金剛山で10キロのザックを担いで体を慣らしておいたが・・・。

● ● ●

タイトルは燕岳になっているが
燕岳~大天井岳~常念岳の縦走が今回の目的。
天気予報は4日が微妙だった・・・、

2日の夜、シャクナゲ荘の駐車場で前泊。
3日の8時過ぎに中房温泉登山口レディゴー。
GWと人気の山とあって人は多い。

カラマツ林の急斜面を登ってゆく。
残雪はなくすっかり夏山の雰囲気。
バテないようゆっくり足を運ぶよう心がけるが後続とすぐに距離があいてしまう・・・。




人の多さを見て、第一ベンチで、テン場を確保せんために
僕と山けんさんが先に燕山荘をめざすことにした。

第二ベンチを過ぎたあたりから土まみれの腐れ雪が出て来た。
アイゼンをつけなくても登れそうだったが
付けるにこしたことはないと判断。

第三ベンチは第一、第二より休憩している人の多さが目につく。
休憩もそこそこに第三ベンチをあとにする。

待望の春山らしい白と青の雰囲気になってきたが
今年は雪が少ないみたい。
もう少し雪があったらなあ・・・。




高木もカラマツからシラビソに。
合戦小屋ではじっくり腰をおちつけて行動食を摂る人たちでいっぱい。
テン場を確保という命題があるので休憩もそこそこに合戦小屋をあとにする。




ダケカンバの彼方に大天井岳から常念岳の稜線。




視線を右に移すと燕岳のピーク。




燕山荘も射程内に。







燕山荘直下でアイゼンを外す。
眼前の急斜面が雪に埋まっていたらいいのに・・・。

テン場を確保せんがために、長い休憩も取らず
行動食もおにぎりを一個ほおばっただけ。
小屋直下の階段を上がるときは一歩一歩の歩みが
足枷を引きずるように重かった。




13時10分、燕山荘。
課題のテン場も確保。(笑)

17キロのザックを担いで5時間はよく歩けたかな。

後続の5人が登って来るのを待つ間に
槍を軸に派生する稜線に溜飲を下げる。










なかなかパートナーたちが上がってこないので
山けんさんが様子を見に下りてゆく。

メンバーの一人が足をつったのが遅れた由。
1時間半遅れでパートナー全員勢揃う。

その間、翌日の天気予報が気になるので
小屋から得た情報では
霧雨+風が出る+体感温度が氷点下になることも ということで
メインの燕岳~常念岳の縦走は赤ランプに。

テントの設営を終え、全員で燕岳のピークへ。




燕岳から爺ヶ岳に続く稜線。
メンバーのうち二人は歩いているが食指をそそられる稜線だった。




燕岳のピークで恒例のメモリーショット。


今日の仲間は、YASSAN、はらっちさん、こじろーさん、ひいちゃん、
             なためさん、山けんさん、小生

テン場に戻り、翌日のメインの縦走を決行か否か相談。
悪天候の中に突入していっても快適な縦走を望めないなら
中止を決めてもやむを得ないかなと。

雪をまとった表銀座の縦走をメンバー全員楽しみにしていたが
悪天候の前ではどうしようもない。

4日、早々に下山。
一日早い帰阪へ。
  1. 2015/05/06(水) 11:11:04|
  2. アルプス他、大阪から遠い山
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