ヴァリエーションが好きやねん vol.2

峰山~両佛山(ジョウブツ山) 15.1025




中奥川の奥まったところにひっそりとした中奥集落がある。
取り付きのある神社近くには生活の臭いのするお家が2、3軒あったが
そこは四方が山に囲まれたお椀の底のようになっていて
隠者の佇まいのような雰囲気を醸し出していた。

● ● ●

下山口の瀬戸集落の手前に車を一台デポ。
中奥に引き返し、9時20分レディゴー。
取り付きが神社横にあるので車でそこまで上がってもよかったが
消防分署の手前に今はほとんど使われてなさげな駐車スペースがあったので
それを利用した。




峰山まで高度差約780m。
植林帯の中、切り落とされた枝葉で登山道が覆われているので
どこが道なのかわからないようなところをのぼって行く。

高度を稼いでゆくと、お目当ての紅葉がちらほろと映りだした。
尾根斜面がほとんど植林なので色づいたナラの木がひときわ目を引いた。




展望のきかない中をやっと峰山、11時40分。
地図を見やると、まだ行程の5分の1ほどしか消化していない。
急がなくっちゃ!!!




ブナの黄葉を楽しみにしていたがすっかり落葉していた。
しかし、植林帯を抜け出すと台高らしいいい雰囲気になってきた。




前方に小天狗&大天狗岩。
それを右手に見やりながらトラバース道を行く。




今日は北西の風がやけに冷たい。
昼食をとるのに、風の少しでもないところを探しながら歩を進める。
空気が冷たい分、眺めは澄んでいてビューティフル!!!




12時30分頃、大岩の鞍部を過ぎた辺りで昼食タイム。
男性陣はそれぞれ冷えたビールを飲み干すが
これからはビールより熱燗だねと。(笑)

峰山から一時間弱で行程のほぼ中間地点まできたので
ヘッデンを要しない下山のメドがつき、ヤレヤレ気分。




古い落葉と新しい落葉。
お山は一気に冬山へ駆け足。




今回、ひときわ目を引いた紅葉で包まれた小ピーク。

両佛山が近づくにつれて人臭いテープが目立ち始めた。
峰山まではそんなにテープはなかったのに・・・。










両佛山、14時。
そこで恒例のメモリーショット。


今日の仲間はYASSAN、なためさん、キャットさん、小生

下山は、地蔵越を経由して瀬戸集落へ。
両佛山から700mの下り。
2時間くらいかかるだろうと読んだが、読み通り2時間かかって、車のデポ地点16時5分。

途中山ヌケで林道歩きを迂回させられたり、
峰山への登りと同様打ち落とされた枝葉で登山道を見失いがちになるところがあった。

峰山に着いた時、行程の5分の1しか消化していなかったので
どうなることやらと刹那不安になることもあったが
峰山から両佛山までは堪えるようなアップダウンもなく
時間を短縮することができた。



  1. 2015/10/27(火) 17:59:09|
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アサマタ谷遡行 15.10.4




北股川界隈はヒルの活動が盛んなところである。
よって夏場は格好のヒルの餌食になるので避けてきた。
10月にもなると朝夕の気温も下がり、ヒルの活動も鎮まるだろうと見込んで
今年最後の沢遡行を北股川のアサマタ谷に計画した。

● ● ●

北股林道を車で走るのは初めてである。
荒れているとの情報が以前あったが、走ってみるとそれほどでもない。
朽ちた舗装道路が絶えたあたりから、いくぶん小石などが散乱する砂利道に。
どこまで入って行けるのか不安がもたげてくる。
早めにUターンができるところを確保し、車を駐め、入渓地点まで歩くことにした。
実際歩いてみると、入渓地点まで車で十分に入って行けたが
入渓地点まで30分ほどてくてく歩きをすることになった。

北股川を横断し、9時20分、アサマタ谷に入る。

渓相はいたって平凡。
腰まで浸かるような水の溜まり場もないが
できるだけ水に浸からないようにする。
膝当りまで浸かると水の冷たさを十分に実感。




最初に出てきた15mの直瀑の前で
よそ行きのポーズで写真を納める。
普段はあまりこういう写真はアップしないが
今回はメンバーが少ないのでたまには趣向が変わっていいかと。(笑)




15mの直瀑を左岸から巻いて、
沢に降り立つとゴーロ帯が続く。




単調なゴーロ帯を進んで行くと
樋状の形のいい滝が出現。

この谷は滝から滝までの間はアクセントに乏しいが
その分、滝がアクセントになっている。




25mの直瀑。
水量は多くないが、なかなかの高度感。
この滝も左岸から巻く。




10mと5mの連瀑。
右岸の第二テラスをトラバースできそうだったが
テラスに上がるのに濡れた岩場がちょっといやらしい。

トップが登って後続を確保しようにも
トップのセルフビレイもとれない窮屈なテラス。
テラスの巾は50センチほどか。

なためさんは行けると言う。
佐野さんは撒くと言う。
小生は、どちらでもいい。

結局、右岸から高巻きすることに。

この滝を含めてすべての滝は巻いたが
残るはこの谷最大の30mの斜瀑。




その最後の30mの斜瀑。
大きさだけでなく絵になるような美しさが備わっている。




その滝のまえで恒例のメモリーショット。




今日の仲間は、佐野さん、なためさん、小生。

この滝を左岸から巻き終えると
もうあとは、谷を詰めて稜線に上がるだけ。




ちょっとした岩屋のような壁。




稜線に13時前に上がり、そこで昼食タイム。

下山は、南西に伸びる尾根筋を998の小ピークから下った
960の分岐で北西の尾根筋に方向転換をするが
その尾根探しで20~30分のロス。

僕たちにとって今回の核心は960地点の下山道探しだったかも。
指呼の先に尾根筋が見えているのだが
その尾根筋に続く道が見当たらない。

さもあらん、進むべき方向は倒木が大きな岩の横を塞ぐように横たわっており
上から見るとその倒木の先はすとんと落ちていて進めないように見える。

試行錯誤している内に倒木をかき分けて行くと
しっかりとした踏み跡のある尾根筋にのることができたので
あとはスムーズに下山することができた。

16時林道、16時30分駐車地点。

今年最後の遡行は暑くもなく寒くもない沢日和の中に終えることができた。



  1. 2015/10/06(火) 22:39:05|
  2. 沢遡行
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