
幾たび登っているだろう、細川尾根から武奈ヶ岳。
年初に雪山シリーズの第一弾として設定する時が多かったが、今回は4年ぶり。
時々の雪のコンディションや自身の体調のよしあしと相まって
その都度受ける印象も変わる。
無雪期との違いはそこにある。
ある意味、自身の持久力を確認するバロメーターになる山である。
いつもの細川休憩所前の駐車スペースに空きがなかったので
駐めるところを探していると国道沿いのバスの迂回場所に十分な駐車スペースがあったので、
そこに駐めて、8時40分レディゴー。
今回の雪。
これまでと違うのは、僕の記憶ではある程度高度を稼いでから出てくる雪が
尾根の取り付き地点からあった。
前日の気温の上昇で植林の枝枝にぶら下がっている雪はないが。

つぼ足で上がって行くが、尾根の取り付きから500までがちょっと急斜面で
ピッチが上がらない。

700前後で4人がワカンを装着しただろうか。
そのうち3人は以後快調にステップを踏んで行く。
残りの3人は自身も含めてまだワカンもスノーシューもつけない。
つぼ足でまだ歩けると判断したが。

700を過ぎると、高度100mを30分ペースで高度を稼いで行く。
まあ速くはないけど、雪山歩きのゆっくりめのペースかな。


YASSANが900を過ぎたあたりでスノーシューを装着。
以後快調に進んで行く。

体調のすぐれないPさんが1000を越えたあたりでリタイヤ。
背後から足取りの運びを見ていたので、リタイヤは賢明な判断だった。
つぼ足では限界がきたので初めてのワカン装着。
いつもはスノーシュー持参なのだが
足の具合と相談して今回はワカンに。
なためさんは、登りも下りも結局つぼ足で。(キョウイ)
家でスノーシューの重さを測ったら、MSRのライトニングアッセントは片足で800グラム。
片やワカンは200グラム。
2年前まではスノーシューだったが。

右手の方向に木々の枝々の間から西南稜が見え隠れ。
もうひと踏ん張り。
いつもならエビの尻尾が木々にぶら下がっているいるが
気温の上昇ですっかり溶け落ちてしまっている。

蛇谷ヶ峰方面は気持ちのいい青空が広がり、いい雰囲気。

ピークから派生する南北の稜線は目前、ファイティン!

なためさんと僕がピークに着いた時(12時50分)には
先着した4人はすでに昼食を終えていた。
武奈ヶ岳のピークは無風で、腰を落ち着けて昼食をとっていても
寒さを感じない冬山にしては絶好の登山日和。
周りには御殿山から登ってきたであろう人たちでにぎやか。
片や細川尾根は誰にも遭わず、僕たちパーティーだけの静かな雪山歩きを堪能。
昼食後は恒例のメモリーショット。

tetsuさん、YASSAN、なためさん、みいこさん、キッシャン、小生
13時30分ピークを後にする。
16時駐車地点。
テーマ:登山 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/01/12(水) 11:37:25|
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