
5年前の3月に同じ南西尾根を歩いているが
20日に京都の金閣寺界隈で10センチ前後の積雪があったとの情報に接し
果たしてヒノコの取り付きまでスムーズに車が入っていけるだろうかと、
一抹の不安があった。
市道大原17号線の山間部に入ると、道は雪こそ積もっていないが
至るところで凍っており、4輪駆動でスピードを抑えながら
無事ヒノコの取り付き近くに着いた時は、ほっ!
車の行き交いができるように雪かきされたスペースに車を駐め
9時30分頃レディゴー。
駐車地点からワカン or スノーシューを装着しての始動。
ノートレースの尾根に取り付くやいなや、膝あたりまでズボッ、ズボッと踏み抜く。
こりゃ先が思いやられるわ、と。(笑)

雪が締まったあたりは、当然ながら軽快な足取り。

前回の武奈ヶ岳のピッチと同じく、今回も1時間で高度200mを稼ぐ。

900の小ピークまでは順調だったが、それを過ぎてからのアップダウンが体に堪える。
平均して20〜30m下って、それの登り返しが何回続いただろう。

南西尾根の見どころスポットが続く。

ノートレースの雪原に誘導されるように谷の源頭部に下って行く。
下るとまた登り返し。コリャツカレルワー。
尾根通しで歩けば少しは楽なんだけど
ガイドのYASSANの背中を追ってゆく。

皆子山のピークの後方に白無垢の光り輝く蓬莱山が美しい。

前面の斜面を登ると皆子山のピークかなと淡い気持ちを抱くが、マダマダ。


「家でコタツに入ってる方が楽やのに
よぉ寒いところへ好んで行くわ」と言う知人がいるが、その通りかも。(笑)


まだピークに届かない。

いくつ小さな谷の源頭部を踏んだだろう。
振り返ると6つぐらいの源頭部を通過しただろうか。

皆子山ピークの城壁みたいな雪庇。

13時、無人の皆子山のピークを踏む。
いつもなら人の気配のあるところだが、今日は僕たちのパーティのみ。
山頂で昼食タイムを終えてのメモリーショット。

なためさん、みいこさん、YASSAN、tetsuさん、小生
下山は926から北西尾根から林道へ。
その林道歩きに一時間、凍った路面に尻餅こそつかなかったが
何度転びそうになったことか。
16時50分、駐車地点、
車を走らす頃にはフロントガラスには雨。
テーマ:登山 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/01/26(水) 22:43:51|
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