
藤原岳は福寿草が咲く2月下旬頃から
それを目当てのお花好きな登山者で賑わうみたいだが
今の時期ならそれほどの登山者もいないだろうと見込んで計画。
廃村茨川から藤原岳のピークを踏んだことはあるが
表参道から歩くのは初めて。
大貝戸の駐車場にはすでに10台近くの車が駐まっていた。
そこで山の支度をし、9時過ぎにレディゴー。
今冬は何処の山も半端ない雪である。
鳥居を潜るとすっかり雪山ゾーン。

先行者がしっかり踏んでくれているのでアイゼンなしでもステップは快適。

「てんきとくらす」の予報はよくなかったが、頭上には青空が!!!
このまま晴れてくれれば最高やのになぁ!!!
4号目を過ぎたあたりで、アイゼン装着。

トレースがなければ、ワカン装着でも膝あたりまで嵌るような積雪。

上から下りて来た人に上の雪の状況を聞くと
「途中でトレースが消えかけていたので戻ってきた」とのこと。

高度950からはそれなりの急斜面。
無雪期は九十九折りになっているみたいだが、トレースは直登。
中途半端な蹴り込みだと雪が柔らかいのでずるっと下がるところも。


雲にすっかり覆われた藤原ピークが視界に。

風が強くなってきた。
とりあえずは9号目の小屋へ。

その小屋は目前。

小屋に着く前にノートレースの白無垢のラインは目の保養に。

12時10分頃、小屋着。
風除けに急いで小屋中に入ると、先行パーティが4つほどあるテーブルを陣取っていた。
空くのを待って、昼食タイム。
風がないので寒さを刹那忘れる快適さ。
食後、さあピークを目指そうかとドアを開けて一歩踏み出すと
外は一陣の強風下。
立っていても身体がよろけそうになることも。
こりゃピークどころではないなと。
ピークを目前に踵を返すことに。

メモリーショットも強風のため撮れないないので
高度を下げて風が弱まったところで
同行者に撮ってもらった。

14時35分、下山。
参加者の内2人が藤原岳のピークを踏んだことがないと言うことだったので
ピークに立ちたかったが
冬山は山の高低に関係なく強風により瞬時に体熱を奪われることもあり
9号目目の撤退は賢明な判断だったと思う。
テーマ:登山 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/02/09(水) 10:10:55|
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